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J-GLOBAL ID：201702245939167649   整理番号：17A0717981

テラヘルツ光によるエラストマー中の配合剤分散非破壊評価法の開発

著者 (1件)： 平川靖之 (久留米工高専)
資料名： 日本ゴム協会誌  (Journal of the Society of Rubber Science and Technology, Japan)
巻： 90  号： 6  ページ： 303-308  発行年： 2017年06月15日 
JST資料番号： G0157A  ISSN： 0029-022X  CODEN： NGOKAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： テラヘルツ領域の電磁波(THz光)の発生・検出はフェムト秒レーザー技術の発展にともない急速に発達し,現在あらゆる分野におけるテラヘルツ関連の研究が活発に進められている。久留米高専の研究グループでは,THz光を使った分光法の1つであるTHz時間領域分光法(THz-TDS)によるエラストマーの非破壊迅速分析・評価への応用研究を進めている。本稿では,THz光の基本,およびTHz-TDSを簡単に解説し,THz-TDSを用いたエラストマー非破壊評価のうち,配合剤分散評価に焦点を合わせ,特に興味がもたれているカーボンブラック(CB)分散について説明した。それ以外の加硫反応の可視化,及びA練り評価の可能性について,これまでに得られている実験結果を紹介した。

シソーラス用語： *テラヘルツ波 ,  タイムドメイン分光法 ,  *ゴム ,  *非破壊検査 ,  迅速分析 ,  分散【dispersion】 ,  カーボンブラック ,  分散粒子 ,  *充填剤 ,  加硫 ,  可視化 ,  混練
準シソーラス用語： エラストマ ,  テラヘルツ時間領域分光法

分類 (1件)： ゴム・プラスチック材料試験  (HB03000F)

引用文献 (17件)：

• 1) Tonouchi, M.: Nature Photonics, 1, 97 (2007)
• 2) Tonouchi, M. Supervised: “Tera-Herutu Gijyutu”, Tera-Herutu Tekunoroji-DoukouChousa iinkai Ed., Ohmu-Sya, Tokyo, chapter 1 (2006)
• 3) Kitakishi, K.: “Tera-Herutu Ha Shin Sangyo”, Tonouchi, M. Ed., CMC Syuppan, Osaka, p.211 (2011)
• 4) http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku09_hh_000078.html
• 5) Otani, C.: “Tera-Herutu Ha Shin Sangyo”, Tonouchi, M. Ed., CMC Syuppan, Osaka, p.149 (2011)

タイトルに関連する用語 (5件)： テラヘルツ光 ,  エラストマー ,  配合剤 ,  非破壊評価 ,  開発