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J-GLOBAL ID:201702245954413013   整理番号:17A1215850

同種移植後の急性移植片対宿主病予防のためのアトルバスタチンとレシピエント免疫調節【Powered by NICT】

Recipient Immune Modulation with Atorvastatin for Acute Graft-versus-Host Disease Prophylaxis after Allogeneic Transplantation
著者 (20件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 1295-1302  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1625A  ISSN: 1083-8791  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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両ドナーにアトルバスタチン投与と急性移植片対宿主病として適合血縁ドナー(MRD)同種造血幹細胞移植(allo-HCT)のレシピエント(GVHD)予防は安全かつ有効であることが示されている。しかし,allo-HCTレシピエントにのみ投与した場合,急性GVHD予防としての有効性は不明である。MRD(n=30)または適合非血縁ドナー(MUD)のレシピエント(n=39)allo-HCT,二つの別々のコホートに登録されたのみに与えられたアトルバスタチンベース急性GVHD予防法の安全性と有効性を評価する第II相試験を行った。アトルバスタチン(40mg/日)は,タクロリムスとメトトレキセートのから成る標準GVHD予防と共に投与した。全ての患者は急性GVHDに対して評価した。MRDとMUDコホートにおける日目にIV急性GVHDグレードII~の累積発生率は9.9%(95%信頼区間[CI]0 20%)と29.6%(95%CI,15.6%~43.6%)であった。MRDとMUDコホートにおける日でグレードIIIおよびIVの急性GVHDの累積発生率は3.4%(95%CI,0~9.7%)と18.3%(95%CI:6.3%~30.4%)であった。1年時の中等度/重度慢性GVHDの相当する率は28.1%(95%CI:11%~45.2%)と38.9%(95%CI:20.9%~57%)であった。MRDコホートにおいて,1年非再発死亡率,再発率,無進行生存,全生存率は6.7%(95%CI,0~15.4%),43.3%(95%CI:24.9%~61.7%),50%(95%CI:32.1%~67.9%),及び66.7%(95%CI:49.8%(83.6%)であった。MUDコホートでは10.3%(95%CI, 8%~19.7%),20.5%(95%CI:7.9% 33.1%),69.2%(95%CI:54.7%~83.7%),および79.5%(95%CI,66.8%から92.2%)であった。アトルバスタチンに起因するグレード4の毒性は見られなかった。結論として,MRDとMUD allo-HCTのレシピエントにおける標準GVHD予防へのアトルバスタチンの添加が実行可能かつ安全であると思われる。ここで見られる予備的有効性は,無作為化試験での確認が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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血液の腫よう  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患の治療 
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