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J-GLOBAL ID:201702245963258577   整理番号:17A0626147

扁桃間充織幹細胞の肝分化に向けた組織工学システムとしての注射可能ポリペプチド・テルモゲル

Injectable Polypeptide Thermogel as a Tissue Engineering System for Hepatogenic Differentiation of Tonsil-Derived Mesenchymal Stem Cells
著者 (3件):
資料名:
巻:号: 13  ページ: 11568-11576  発行年: 2017年04月05日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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扁桃間充織幹細胞(TMSCs)を肝細胞へ分化させるための注射可能ポリペプチド-テルモゲルを考案した。すなわち,TMSCs,タウロウルソデオキシ胆汁酸(TUDCA),幹細胞増殖因子(HGF),および繊維芽細胞増殖因子4(FGF4)を組入れた注射可能ポリ(エチレングリコール)-b-ポリ(L-アラニン)(PEG-L-PA)ヒドロゲルをポリマー水溶液の熱ゲル化によって合成した。熱ゲル化はPAおよびPEG両部分の配座変化を伴う。14.0%ポリマー水溶液を使用することによって37°Cにおけるゲル率は1000Paに制御された。3次元細胞培養時にゲルはその物理的完全性を維持する。培養21日目を超えると,PEG-L-PAヒドロゲルからTUDCA,HGF,およびFGF4が放出された。TMSCsは初め球状形を示すが,培養14~21日目には細胞から繊維状物が突出し,細胞はmRNAおよび蛋白質レベルの両方において,顕著な肝細胞マーカー発現を呈示した。これは,市販のヒアルロン酸ゲルよりも有意に優れていた。特に,この注射可能システム下でTMSCsから分化した幹細胞は,HepG2細胞に匹敵する肝機能を有していた。以上の結果から,TMSCs,TUDCA,および増殖因子を組込んだPEG-L-PAテルモゲルは,in situ形成組織工学システムとして極めて有望であることが示唆された。
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分類 (1件):
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細胞・組織培養法 
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