文献

J-GLOBAL ID：201702246027100319   整理番号：17A1460076

地層におけるCO_2貯蔵容量に及ぼすIFTと密度変化の影響のためのデータ駆動モデル【Powered by NICT】

A data driven model for the impact of IFT and density variations on CO₂ storage capacity in geologic formations

著者 (2件)： Nomeli Mohammad A. (Department of Mechanical Engineering, University of Maryland, College Park MD 20742, USA) ,  Riaz Amir (Department of Mechanical Engineering, University of Maryland, College Park MD 20742, USA)
資料名： Advances in Water Resources  (Advances in Water Resources)
巻： 107  ページ： 83-92  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0816B  ISSN： 0309-1708  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 枯渇した炭化水素貯留層および深部塩水帯水層における二酸化炭素(CO_2)貯蔵する手段は大気へのCO_2濃度を減少させるための最も有望な解決策の1つである。地下環境におけるCO_2貯蔵のための重要な課題の一つは,潜在的なCO_2貯水池を覆う低透過性帽岩のシーリング効率である。シーリング効率や貯蔵容量に影響する因子として本研究でIFTの影響に焦点を当てたが,界面相互作用,濡れ性,細孔径と界面物質移動のような他の因子も細孔空間におけるCO_2相の移動度と貯蔵容量に影響した。IFTの変化の研究は重要な圧力は,細孔の細孔サイズと界面張力の両方に依存することを貫通するのに必要なためである。IFTの小さな変動は,細孔の大きな個体群を横切る流れに影響を及ぼす。新しいモデルは実験データの多変量非線形回帰による地層におけるCO_2貯蔵に適用できる温度(300 373 K),圧力(50 250bar),および最大6モル塩分の範囲で三成分系(CO_2/ブライン塩)のIFTを見つけるために提案した。法で種々の解の実験データと一致するようにできることを四元系CO_2/ブライン塩の一般的な経験的モデルを用いた。モデルに補正パラメータ,不確実性を補償し,実験データとの一致を強制を導入した。IFTの結果は,温度,圧力,塩分濃度に対する強い依存性を示した。モデルを適切なパラメータ空間における実験データを記述する合理的な精度を持つことが分かった。最後に,CO_2貯蔵の実際の効率に及ぼす形成深さの影響を評価するための新しいモデルを使用した。結果は,地球温暖化緩和戦略としての深部地下環境におけるCO_2貯蔵の場合,CO_2貯蔵容量は貯留層深さと共に増加することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 温度依存性 ,  不確実性 ,  細孔径 ,  二酸化炭素 ,  ブライン ,  移動度 ,  界面 ,  *地層 ,  界面張力 ,  地球温暖化 ,  塩分 ,  物質移動 ,  帯水層 ,  細孔
準シソーラス用語： 貯留層 ,  *貯蔵容量 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 密度 ,  界面張力 ,  IFT ,  CO_2貯蔵 ,  塩水滞水層 ,  炭化水素貯留層 ,  シーリング効率 ,  EOR

分類 (3件)： 有害ガス処理法  (SC04030H) ,  環境問題  (SA01020V) ,  排ガス処理技術一般  (SC04010L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 地層 ,  貯蔵容量 ,  密度 ,  データ駆動 ,  モデル