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J-GLOBAL ID:201702246040523669   整理番号:17A1420310

Bakony-Balaton高地火山地帯からのマントル捕獲岩の研究により明らかにされたカルパチア-パノニアマントル中のスラブ起源交代作用【Powered by NICT】

Slab-derived metasomatism in the Carpathian-Pannonian mantle revealed by investigations of mantle xenoliths from the Bakony-Balaton Highland Volcanic Field
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資料名:
巻: 286-287  ページ: 534-552  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0172A  ISSN: 0024-4937  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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流体とメルト浸透の豊富な岩石学的証拠を示すBakony-Balaton高地火山地帯(BBHVF,パノニア盆地,中央ヨーロッパ)からの一連の十五かんらん岩捕獲岩の溶融ポケットと脈の形成を解明するために研究した。一連は主に良く知られた地域(,Szentbekkalla Szigliget)と二種の未報告地域(FuezesとMindszentkalla)から複輝石かんらん岩(5.8 19 9vol.%単斜輝石)といくつかの斜方輝石かんらん岩(1.9 5 4vol.%単斜輝石)「稔性」から構成されている。主要および微量元素のデータは大部分のカンラン岩は様々な程度の部分溶融抽出を記録,斜方輝石かんらん岩の>15%に達することを示した。続いて,捕獲岩は,交代修飾の少なくとも二段階を経験した。第一段階は揮発珪酸塩メルトのパーコレーションと関連し,角閃石の結晶化,最も不適合微量元素(Ba, Th, U, Sr)の濃縮,単斜輝石における負のNb-Ta異常の進展をもたらした。BBHVF下の広範な第二および最後の交代作用は大きく,豊富なCO_2小胞と,メルト脈のネットワークに接続された物理的に,珪酸塩メルトポケットの形成と関連している。このガラスはアルカリ粗面安山岩質組成を持ち,OIBに似た微量元素の特徴を示した。その組成は揮発分(CO_2,H_2O,Cl,F),LILE,REEとH FSEに富む高とスラブ融解派生マグマの天然および実験例の組成と一致する珪質メルトの沈み込み帯マントルウェッジを通した移動を立証した。本症例では,Nbリッチ鉱物相は残留物中に安定ではなかったが溶融条件下で海洋地殻と炭酸塩質堆積物の融解から誘導されたと考えられた。このような溶融物は沈み込み後の融解を含む起源の考えられるシナリオは,スラブは,アセノスフェアと熱平衡とともに終息した。付近のモホ面の深さに対する高温CO_2~リッチ,珪質メルトの上昇によるメルト岩石反応は角閃石の不安定化と一次単斜輝石,スピネル,かんらん石を誘発した。メルトポケット中での得られた安山岩質ガラスはマントル鉱物を同化したことにより,より苦鉄質組成に進化したが,既存の角閃石から継承された多くの場合,異種の微量元素の特徴を持っている。リソスフェアマントルの上部から高度に富む珪質スラブ起源のメルトとかんらん岩の間のメルト-岩石反応の例は最終的に誘導体溶融カルクアルカリ玄武岩質安山岩に類似した主要元素組成を形成し,全般的に低い微量元素濃度が,Ba,Sr,PbのようなLILEのにおける選択的顕著な濃縮を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
岩石圏の地球化学一般  ,  火成岩全般 

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