抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】重症の手足口病(HFMD)による心肺不全を合併する小児の臨床的および疫学的特徴を分析し,重症関連危険因子を探る。方法:2014年1月から2014年12月にかけて手足口病により入院し、臨床病期は2期及び以上の患児の臨床資料について回顧性分析を行った。結果:合計321例の重症手足口病の入院患者を選択し、普通群(臨床病期2期)306例、死亡例はなかった。心肺不全群(臨床病期3、4期)15例、死亡7例、死亡率2群間に統計学的有意差が認められた(P<0.001)。心肺不全群の平均年齢は9カ月(6~20カ月)で,通常群の24カ月齢(3カ月~12歳)より低く,統計学的有意差が認められた(P<0.01)。心肺不全群の熱ピーク(39.44±0.23)°C、熱距離は(5.01±0.94)日、普通群の(39.12±0.20)°C、(3.93±0.47)日より高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。心肺不全群において,嘔吐,意識障害,末梢循環障害,呼吸リズムおよび肺水腫の発生率は,正常群より高く,有意差が認められた(P<0.001)。心肺不全群のエンテロウイルス71型(EV71)の陽性率は85.7%であり、普通群の61.4%より高く、統計学的有意差が認められた(P<0.01)。心肺不全群のN末端脳ナトリウム利尿ペプチド前駆体(NT-pro BNP)のレベルはいずれも上昇し(100.0%)、普通群の35.3%は高くなり、統計学的有意差が認められた(P<0.001)。結論:小児HFMDには嘔吐、意識障害、循環障害、呼吸リズムの乱れ、EV71陽性とNT-pro BNPレベルの上昇があり、心肺不全のリスクがあり、病状の変化を重点的に監視する必要がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】