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J-GLOBAL ID：201702246118126754   整理番号：17A1375739

ポリオキソバナデートの電荷制御を可能にするCo-O-VおよびSb-N共有結合

Covalent Co-O-V and Sb-N Bonds Enable Polyoxovanadate Charge Control

著者 (7件)： RASMUSSEN Maren (Christian-Albrechts-Univ. Kiel, Kiel, DEU) ,  NAETHER Christian (Christian-Albrechts-Univ. Kiel, Kiel, DEU) ,  VAN LEUSEN Jan (RWTH Aachen, Aachen, DEU) ,  KOEGERLER Paul (RWTH Aachen, Aachen, DEU) ,  ZHECHKOV Lyuben (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  HEINE Thoma (Univ. Leipzig, Leipzig, DEU) ,  BENSCH Wolfgang (Christian-Albrechts-Univ. Kiel, Kiel, DEU)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 56  号： 12  ページ： 7120-7126  発行年： 2017年06月19日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アンチモンを組み込んだポリオキソバナデート(Sb-POV)錯体の典型的な高アニオン性分子電荷を調整可能にするモチーフを探索することを目的とした。tren(トリス(2-アミノエチル)アミン)およびteta(トリエチレンテトラアミン)の混合物を用いるソルボサーマル合成により,Sb-NおよびV-O-Co結合を同時に形成する拡張Sb-POVを得た。この拡張Sb-POVは,ポリオキソメタレート化学において今までに例のない共有官能化モチーフであった。結合の強さの点では,Sb-NはSb-Oと同程度であった。完全な電荷補償が,単核性Co(II)錯体のteta配位子の末端N原子に対するSb-Nおよび二核性Co(II)中心錯体に対するV-O-Co結合により可能になった。

シソーラス用語： *バナジウム酸塩 ,  *アンチモン酸塩 ,  化学合成 ,  *コバルト錯体 ,  *結晶構造 ,  磁化率 ,  スピントロニクス ,  密度汎関数法 ,  反強磁性 ,  *交換相互作用 ,  脂肪族アミン ,  ジアミン ,  第一アミン ,  第二アミン
準シソーラス用語： ソルボサーマル合成 ,  反強磁性相互作用

分類 (4件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  鉄族元素の錯体の結晶構造  (BK09040I) ,  その他の無機化合物の磁性  (BM06060P) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

物質索引 (2件)： トリエチレンテトラミン ,  トリス(2-アミノエチル)アミン

タイトルに関連する用語 (4件)： 電荷 ,  CO ,  Sb ,  共有結合