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J-GLOBAL ID:201702246122802121   整理番号:17A1223145

析出強化型オーステナイト系耐熱鋼のインバー効果導入による線膨張係数の低減

Suppression of Mean Thermal Expansion Coefficient of Precipitation Strengthened Austenitic Heat Resistant Steel by Means of Invar Effect
著者 (5件):
資料名:
巻: 103  号:ページ: 549-554(J-STAGE)  発行年: 2017年 
JST資料番号: F0332A  ISSN: 0021-1575  CODEN: TEHAA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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火力発電システムの一層の高効率化のため,その手段の一つに蒸気タービンの高温化がある。そのため,従来のフェライト系耐熱鋼よりも優れた高温強度を有するオーステナイト系耐熱鋼が注目されているが,線膨張係数が高いことから,強度を維持しながら線膨張係数を低減する合金設計が必要である。そこで本研究では,Alloy286鋼をベースとしたオーステナイト系耐熱鋼の線膨張係数および析出強化に及ぼすNiとCrの影響を評価した。その結果,1)Alloy286鋼をベースとしたオーステナイト系耐熱鋼の室温から700°Cまでの平均線膨張係数は,Niの添加およびCrの低減により減少した。また粒内の常温硬さはNiの添加により増加した。2)Niの添加およびCrの低減に伴う線膨張係数の低下は,磁気遷移温度が高温側へ遷移することにより,室温付近にてインバー効果が得られること,また平均外殻電子数が増加することにより,高温にて格子振動による膨張過程が抑えられることに起因すると考えられる。などの知見を得た。
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分類 (2件):
分類
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鉄鋼材料  ,  磁気的性質 
引用文献 (14件):
  • 1) The Iron and Steel Institute of Japan: Bull. Iron Steel Inst. Jpn., 10(2005), 848.
  • 2) M. Igarashi: Materia Jpn., 42, 4(2003), 266.
  • 3) F. Masuyama: ISIJ Int., 41(2001), 612.
  • 4) F. Masuyama: J. Jpn. Weld. Soc., 70(2001), 750.
  • 5) G.J. Silvestri Jr.: Eddystone Station, 325 MW Generating Unit 1, ASME International, NY, (2003), 1.
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