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J-GLOBAL ID:201702246127527590   整理番号:17A0641828

海水中鉛同位体により証拠立てた北西太平洋における歴史的及び工業的鉛

Historic and Industrial Lead within the Northwest Pacific Ocean Evidenced by Lead Isotopes in Seawater
著者 (3件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 1203-1212  発行年: 2017年02月07日 
JST資料番号: B0839A  ISSN: 0013-936X  CODEN: ESTHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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アジアにおける工業的躍進により鉛(Pb)の大気中放出が変化した時点での北西太平洋でのPbの空間分布測定について検討した。アジアの大量工業化時期の初期に近い,2002年におけるPb濃度及び同位体比(206Pb/207Pb)の垂直分布を測定した。海水試料採取は,海洋環境探検の一環として2002年の5月から6月に実施した。海水中の溶解可能(溶存+粒子)Pb濃度をHR ICP-MSなどにより評価した。鉛同位体濃度をZurbrickらの方法(Zurbrick,C.ら,Anal.Chim.Acta2013,800,1)により測定した。全溶解可能Pb濃度及び同位体比データを提示した。天然及び人為的発生源及びそれらの同位体比を計算過剰Pb及び海水Pb同位体比と比較した。同じ海水塊でありながら,深層水では西から東への同位体比における空間傾向があった。検討の結果,上部海洋ではPb濃度は64~113pmol/kgで全北太平洋亜熱帯還流に広がっていることが分かった。Pbの殆どは,加鉛ガソリン放出を最大の寄与として,多くの国で1980及び1990年代の工業的放出であることが分かった。対照的に,深層水(>1000m)ではPb濃度は低く(6~37pmol/kg),数十年のバックグラウンドPb及び人為的Pb入力の混合物であることなどが分かった。
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分類 (2件):
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海洋汚濁  ,  鉛とその化合物 
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