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J-GLOBAL ID:201702246138104329   整理番号:17A0190976

単鎖DNA結合蛋白質に類似したポリ(エチレングリコール)グラフト化酸化グラフェンを用いるポリメラーゼ連鎖反応の促進

Facilitation of Polymerase Chain Reaction with Poly(ethylene glycol)-Engrafted Graphene Oxide Analogous to a Single-Stranded-DNA Binding Protein
著者 (4件):
資料名:
巻:号: 49  ページ: 33521-33528  発行年: 2016年12月14日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)は,人工的なDNA増幅法であり,生物工学や分子生物学分野において不可欠な技術である。PCRは,診断学,クローニング,バイオセンサーに加え,多くの分子生物学応用において広く使用されている。しかし,一本鎖DNA(ssDNA)の意図しない再アニーリングによりプライマー二量体化などが起こり,PCRの特異性や効率の低下が起こることがある。本研究において著者らは,ポリ(エチレングリコール)をグラフト化したナノサイズの酸化グラフェン(PEG-nGO)が,PCRの特異性および効率を,大幅に改善することを見出し報告した。PEG-nGOは,複数回のPCR後においても,その特異性が維持されているため,低いアニーリング温度で,確実な増幅が可能となる。PEG-nGOを用いることで,ssDNAの非特異的アニーリングが減少したが,これは,PEG-nGOが,過剰なプライマーを吸着する効果による。また,PEG-nGOは,ssDNAに優先的に結合することで,変性鋳型DNAのリアニーリングを阻害する効果も有する。PEG-nGOは,DNAポリメラーゼを阻害することなくssDNAと優先結合してPCR特異性を増強できることから,ssDNA結合蛋白質との類似性が観察される。
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分類 (7件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生物科学研究法一般  ,  遺伝学研究法  ,  遺伝子操作  ,  遺伝子の複製  ,  核酸一般  ,  高分子固体のその他の性質  ,  炭素とその化合物 

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