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J-GLOBAL ID：201702246203071017   整理番号：17A0950141

電荷移動モデル系における赤外駆動電子動力学の時間分解光電子分光法【Powered by NICT】

Time-resolved photoelectron spectroscopy of IR-driven electron dynamics in a charge transfer model system

著者 (4件)： Falge Mirjam (Institute for Physical and Theoretical Chemistry, Julius Maximilians Universitaet Wuerzburg, Germany. [e-mail]) ,  Froebel Friedrich Georg ,  Engel Volker ,  Graefe Stefanie
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 30  ページ： 19683-19690  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 断熱近似が有効であるならば,電子が分子構造変化に適応する。対照的に,非断熱動力学の特徴として,電子密度は核運動に従わなかった。最近,著者らは,時間分解光電子スペクトルの非対称性は,これらの動力学[Falgeら,J.Phys.Chem.Lett.,2012年,3年,2617]の間の識別するためのツールとして役立つことを示した。ここでは,そのような非対称性に対する付加的な,中程度に強い赤外(IR)レーザ場,アト秒時間分解実験にしばしば応用するような,の影響を調べた。これは結合電子-核運動の簡単なモデルを用いて行った。時間分解光電子スペクトルとそれらの非対称性を計算し,スペクトルは結合電子-核動力学を直接マッピングことを実証した。非対称性から,IR誘起ポピュレーション移動と磁場に誘起された及び固有(非)断熱動力学を追跡できる。電子コヒーレンスを伴う重畳状態を考慮した場合,これは真実である。後者は十分に短いXUVパルスの非対称性における観察可能な結合状態を干渉プローブした。は,非対称性は束縛電子波束と非断熱動力学における相の尺度であることが報告されている。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *光電子分光法 ,  *時間分解分光法 ,  赤外レーザ ,  *非対称性 ,  *動力学 ,  電荷移動 ,  断熱近似 ,  電子密度 ,  波束
準シソーラス用語： *電子動力学 ,  アト秒 ,  電子波束

分類 (2件)： 電子分光スペクトル  (BM09060K) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (6件)： 電荷 ,  移動モデル ,  赤外 ,  電子動力学 ,  分解 ,  光電子分光法