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J-GLOBAL ID：201702246225810230   整理番号：17A1606759

反応焼結プロセスによって調製したZn_1.95M_0.05SiO₄セラミックス(M=Zn,Mg,Ni及びCo)のマイクロ波誘電損失の大幅な改善

Significant improvement of the microwave dielectric loss of Zn_1.95M_0.05SiO₄ ceramics (M = Zn, Mg, Ni, and Co) prepared by reaction-sintering process

著者 (4件)： TSAI Wen-Chou (Kun Shan Univ., Tainan City, TWN) ,  CHIU Kuo-Chang (Kun Shan Univ., Tainan City, TWN) ,  NIAN Yu-Xuan (Kun Shan Univ., Tainan City, TWN) ,  LIOU Yi-Cheng (Kun Shan Univ., Tainan City, TWN)
資料名： Journal of Materials Science. Materials in Electronics  (Journal of Materials Science. Materials in Electronics)
巻： 28  号： 19  ページ： 14258-14263  発行年： 2017年10月 
JST資料番号： W0003A  ISSN： 0957-4522  CODEN： JMTSAS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Zn₂SiO₄は,誘電率と誘電損失が小さいため,魅力的なマイクロ波誘電体セラミックである。ここでは,反応焼結プロセスを用いて,緻密なZn_1.95M_0.05SiO₄(M=Zn,Mg,Ni及びCo)セラミックスを合成し,その構造特性及びマイクロ波誘電特性を調べた。全てのセラミックスは,菱面体晶Zn₂SiO₄固溶体を示すが,Zn₂SiO₄(ZS)とZn_1.95Mg_0.05SiO₄(ZMS)セラミックスは,付加的なZnO二次相を示す。ZS,ZMS及びZn_1.95Ni_0.05SiO₄(ZNS)セラミックは,適度なQ×f(<25k GHz)を示すが,一方,Zn_1.95Co_0.05SiO₄(ZCS)セラミックは,大幅に改善されたQ×fを示す。空気中において1400°Cで6時間焼結したZCSセラミックスは,注目すべきマイクロ波誘電特性,即ち,ε_r=6.35,Q×f=225,198GHz及び約-23ppm/°Cのτ_fを示す。高いQ×f値は,均一な粒子成長と単位格子のより小さい格子定数に起因すると思われる。

シソーラス用語： *セラミック ,  *誘電損失 ,  マイクロ波 ,  *反応焼結 ,  酸化物 ,  亜鉛化合物 ,  マグネシウム化合物 ,  ニッケル化合物 ,  コバルト化合物 ,  ケイ素化合物 ,  X線回折 ,  焼結 ,  温度依存性 ,  走査電子顕微鏡 ,  誘電率 ,  固溶体 ,  格子定数

分類 (1件)： セラミック・磁器の性質  (YC03030G)

タイトルに関連する用語 (9件)： 反応焼結 ,  プロセス ,  調製 ,  セラミックス ,  Mg ,  Ni ,  CO ,  マイクロ波 ,  誘電損失