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J-GLOBAL ID：201702246316463130   整理番号：17A1458409

自律神経系と癌【Powered by NICT】

The autonomic nervous system and cancer

著者 (3件)： Makale Milan T. (Department of Radiation Medicine and Applied Sciences, Moores Cancer Center, University of California, San Diego, CA, United States) ,  Kesari Santosh (Translational Neurosciences, John Wayne Cancer Institute, Santa Monica, CA, United States) ,  Wrasidlo Wolfgang (Department of Neurosciences, University of California San Diego, CA, United States)
資料名： Biocybernetics and Biomedical Engineering  (Biocybernetics and Biomedical Engineering)
巻： 37  号： 3  ページ： 443-452  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3437A  ISSN： 0208-5216  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近のデータは,悪性腫瘍の広範な自律神経系(ANS)ニューラル参加や悪性腫瘍周辺神経線維の浸潤を示した。中枢神経系(CNS)ストレスに由来するANSサイバネティック不均衡である不良患者の転帰と関連し,腫瘍の進展に重要な役割を果たしている可能性がある。ANSは調節し,組織幹細胞を不安定化させることができ,それは腫瘍細胞上の神経伝達物質受容体の発現を駆動する。腫瘍神経支配と薬理学的ANS遮断の破壊は前臨床モデルにおいて癌増殖を抑制した。本レビューでは,ANSと癌に関する最近の重要な知見を解釈した。特異的な癌に対処する動物モデルからの新しいデータを強調する不平衡自律サイバネティック制御ループは促進し,(1)癌幹細胞ベース腫瘍の発生と成長,(2)転移組織不安定性と関連していることを示唆した。特異的腫瘍における神経制御ループ調節異常の源を同定する抗腫瘍療法のための潜在的な標的を明らかにするかもしれないと仮定した。胃癌モデルにおける胃迷走神経切離術で得られた顕著な腫瘍退縮の結果,すい臓腫瘍モデルにおけるβ アドレナリン作動性遮断の影響を考慮すると,神経系を標的とした治療による癌転帰を改善可能である可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 膵臓腫瘍 ,  不安定性 ,  患者 ,  胃腫瘍 ,  神経線維 ,  *神経系 ,  薬理学 ,  *自律神経系 ,  腫瘍細胞 ,  中枢神経系 ,  腫瘍 ,  幹細胞
準シソーラス用語： *神経 ,  動物モデル ,  悪性腫瘍 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 自律神経疾患 ,  腫瘍学 ,  制御理論 ,  負のフィードバックループ ,  幹細胞 ,  サイバネティックス

分類 (2件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (2件)： 自律神経系 ,  癌