抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:異なる脳梗塞分類と脳卒中後うつ病(PSD)と認知機能障害との関係を検討する。方法 2015年1月から2016年2月までの脳梗塞患者110例を選び、PSD患者47例、非PSD患者63例、ハミルトンうつ病評価尺度(HAMD)と簡易知能状態検査尺度(MMSE)を用いて採点を行った。脳梗塞の分類においては、牛津郡コミュニティ脳卒中プロジェクト(OCSP)の分類方法を採用し、その中の部分的前循環梗塞(PACI)32例、腔隙性梗塞(LACI)48例、後循環梗塞(POCI)30例であった。異なる脳梗塞患者のPSDの発生状況とMMSE採点を観察し、PSD患者と非PSD患者のMMSE採点を比較した。【結果】PACI患者におけるPSDの比率は78.13%で,LACIおよびPOCI患者より有意に高かった(P<0.05)。LACIとPOCI患者のPSD比率には有意差がなかった(P>0.05)。PACI型患者のMMSEスコアは(24.05±3.11)点で、LACIとPOCI型患者より低かった(P<0.05)。LACIとPOCIの間には,MMSEスコアに有意差はなかった(P>0.05)。PACIの認知機能障害の割合は12.50%で,LACIは14.58%,POCIは13.33%で,有意差は認められなかった(P>0.05)。PSD患者のMMSE採点は(23.13±2.17)点で、非PSD患者より低く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。結論:一部の前循環梗塞患者のPSD発生率は比較的に高く、認知機能障害はラクナ梗塞と後循環梗塞より明らかである;脳梗塞患者の抑うつ感情障害と認知機能障害は相互に影響を与える可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】