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J-GLOBAL ID:201702246341707614   整理番号:17A1100216

ヒト腸粘膜におけるインフラマソーム活性化を介してインターフェロンαはTh1応答および上皮アポトーシス【Powered by NICT】

Interferon-Alpha Promotes Th1 Response and Epithelial Apoptosis via Inflammasome Activation in Human Intestinal Mucosa
著者 (15件):
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巻:号:ページ: 72-81  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3051A  ISSN: 2352-345X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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研究のいくつかはインターフェロン(IFN)αはヒト腸粘膜ホメオスタシスを変えることができることを示唆した。これらはセリアック病または炎症性腸疾患におけるIFNアルファの内因性産生のみならず,治療用ツールとして用いた外因性のIFNアルファの腸管副作用の発生を含んでいる。ここでは,ヒト正常腸粘膜に対するIFNアルファの効果だけでなく,その根底にあるメカニズムを調べるためにex vivo翻訳アプローチを提示した。ヒト正常結腸粘膜外植片はIFNアルファ2aの存在下または非存在下で培養した。上皮ホメオスタシスはアポトーシスM30の免疫組織化学的マーカーを用いて評価した。Wnt阻害剤Dickkopf相同体(DKK1)は酵素結合免疫吸着検定法による上澄中で検定した。インフラマソーム(カスパーゼ-1/インターロイキン[IL]18)とTh1応答の活性化は,活性カスパーゼ-1のin situ検出及び酵素結合免疫吸着アッセイによる成熟IL18産生とプロトタイプTh1サイトカインIFNガンマ線の測定により決定した。添加において,特異的カスパーゼ-1阻害剤Tyr Val Ala Asp(OMe)-フルオロメチルケトン(YVAD FMK),IL18結合蛋白質,中和抗IFNガンマ,および抗DKK1抗体を用いて行った機構の研究。IFNアルファ2aは検討した20名の個人間で強度が異なるアポトーシスを介して表面と陰窩の結腸上皮細胞の迅速な(24時間)破壊を誘発した。アポトーシス効果はT細胞陽性粘膜固有層で発現する常在性蛋白質Tボックスにより誘発されたIFNガンマ線応答の開始に依存していた。アポトーシスおよびTh1応答は活性カスパーゼ-1とIL18産生に依存した。最後に,IFNガンマ誘発DKK1の中和は,IFN誘導上皮アポトーシスを部分的に保護した。ex vivoモデルを用いて,著者らはIFNアルファ効果の個人間不均一性を示した。IFNアルファはヒト腸における上皮細胞と免疫両方ホメオスタシスを破壊し,先天性免疫の活性化,インフラマソーム,Th1応答を駆動し,上皮バリア破壊を招くことによってできることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
分類
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バイオアッセイ  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 

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