文献

J-GLOBAL ID：201702246356690524   整理番号：17A1160774

運動障害におけるガンマナイフ放射線手術:適応と限界【Powered by NICT】

Gamma knife radiosurgery in movement disorders: Indications and limitations

著者 (3件)： Higuchi Yoshinori (Department of Neurological Surgery, Chiba University Graduate School of Medicine, Chiba, Japan) ,  Matsuda Shinji (Department of Neurology and Strokology, Chiba Central Medical Center, Chiba, Japan) ,  Serizawa Toru (Tokyo Gamma Unit Center, Tsukiji Neurological Clinic, Tokyo, Japan)
資料名： Movement Disorders  (Movement Disorders)
巻： 32  号： 1  ページ： 28-35  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2689A  ISSN： 0885-3185  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 機能的放射線手術は難治性癌性とう痛の治療のためのガンマナイフ手法の開発以来,過去半世紀の間に定常的に進めてきた。頭蓋内疾患のための放射線手術の応用は,放射線生物学の理解に焦点を当てて増加している。現在,機能的標的の可視化は高度なニューロイメージング技術の増加した利用可能性にもかかわらず,困難なままであるため深部脳構造を除去するためにガンマナイフ放射線手術の使用は普及していない。さらに,従来の多くの報告は,小さなサンプルサイズを持つまたは回顧。しかし,高周波視床破壊術と脳深部刺激における術中神経生理学的評価と経験の増加は腹側中間核への解剖学的および神経生理学的手法を支持した。二最近の前向き研究は,運動障害の機能的放射線手術の臨床応用を促進した。例えば,片側ガンマナイフ視床破壊術は手術の禁忌を伴う難治性振戦患者に対する高周波視床破壊術と脳深部刺激法の有望な代替である。ガンマナイフ視床破壊術の有望な効果にもかかわらず,これらの研究は,長期的影響を確認するために十分な経過観察を含んでいない。ここでは,放射線生物学文献,種々の方法,および運動障害患者のためのガンマナイフ放射線手術の治療効果をレビューした。将来の研究は,無作為化比較試験および長期効果に焦点を当てるべきである。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 可視化 ,  Parkinson病 ,  癌性疼痛 ,  *運動障害 ,  振戦 ,  HF【周波数】 ,  ランダム化比較試験 ,  解剖学 ,  深部 ,  *ガンマナイフ ,  患者 ,  *放射線外科
準シソーラス用語： 経過観察 ,  深部脳刺激 ,  視床破壊術 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 本態性振戦 ,  ガンマナイフ放射線手術 ,  パーキンソン病 ,  定位放射線手術 ,  thalamotomy ,  腹側中間核

分類 (3件)： 神経系疾患の治療一般  (GN05010N) ,  腫ようの放射線療法  (GE03034K) ,  神経系の腫よう  (GN04000V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 運動障害 ,  ガンマナイフ ,  放射線手術 ,  適応 ,  限界