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J-GLOBAL ID：201702246366475837   整理番号：17A1759764

オンライン熟議実験による被災地域住民の気候変動リスク認知と適応行動の分析

ANALYSIS ON ATTITUDES AND BEHAVIORS OF RESIDENTS IN DISASTER AREAS FOR CLIMATE CHANGE RISK AND ADAPTATION POLICY BY ONLINE DELIBERATION EXPERIMENT

著者 (3件)： 青木えり (慶応大 大学院政策・メディア研究科) ,  岩見麻子 (法政大 地域研究セ) ,  馬場健司 (東京都市大 環境)
資料名： 環境システム研究論文発表会講演集  (Proceedings of Annual Meeting of Environmental Systems Research)
巻： 45th  ページ： 279-286  発行年： 2017年10月21日 
JST資料番号： L4127A  ISSN： 1345-9589  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,防災分野における気候変動適応策を題材としてオンライン熟議実験を実施し,専門知を提供しながら参加者間の議論を促し,事前・事後の質問紙調査から,参加者の認知の変化や適応策の選好を明らかにした。得られた主な知見は次のとおりである。第1に,熟議は,まず気候変動の影響や参加者が実感していることにも言及した自己紹介があり,気候変動の影響や対策に関する議論を経て,適応策のオプションが複合的に検討された。第2に,気候変動リスク認知については,事前,事後ともに,健康被害と風水害の認知が大きく,特に事前の認知が低かった水不足や水質悪化の認知が大きく高まった。第3に,適応策のうち自助については理解が深まったが,特に転換策は事後に否定的な反応がより多くなった。(著者抄録)

シソーラス用語： *住民 ,  地区 ,  被災 ,  *学習 ,  遠隔教育 ,  *気候変動 ,  *適応 ,  *認識 ,  リスク ,  健康被害 ,  自然災害 ,  水質汚濁 ,  水不足 ,  環境教育 ,  教育効果
準シソーラス用語： ステークホルダ ,  *地域住民 ,  被災地 ,  *オンライン学習 ,  遠隔講義 ,  *気候変動への適応 ,  *リスク認知 ,  風水害

分類 (1件)： 環境工学一般  (SA01010K)

タイトルに関連する用語 (8件)： オンライン ,  実験 ,  被災 ,  地域住民 ,  気候変動 ,  リスク認知 ,  適応行動 ,  分析