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J-GLOBAL ID：201702246372807029   整理番号：17A0639023

密度行列くり込み群のためのCholesky分解を行う多参照摂動理論

Multireference Perturbation Theory with Cholesky Decomposition for the Density Matrix Renormalization Group

著者 (4件)： FREITAG Leon (ETH Zuerich, Zuerich, CHE) ,  KNECHT Stefan (ETH Zuerich, Zuerich, CHE) ,  ANGELI Celestino (Universita di Ferrara, Ferrara, ITA) ,  REIHER Markus (ETH Zuerich, Zuerich, CHE)
資料名： Journal of Chemical Theory and Computation  (Journal of Chemical Theory and Computation)
巻： 13  号： 2  ページ： 451-459  発行年： 2017年02月 
JST資料番号： W2328A  ISSN： 1549-9618  CODEN： JCTCCE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 励起状態や遷移金属中心が問題になる相関電子系の構造を第一原理から計算する多配置法で計算コストを下げたい。2電子交換反発積分をCholesky分解(CD)する密度行列くりこみ群(DMRG)を使った二次のN電子価状態摂動論(NEVPT2)がこれに適する。この方法ではCASSCF法の波動関数を指数関数でなく多項式で近似するので,パラメータなしに多参照摂動を使え,大分子の系の定常および動的相関が効率よく取り扱える。このCD-DMRG-NEVPT2法を1000原子以上の基底関数の計算を要するスピン交差錯体のスピン準位エネルギーに使えることを実証した。いずれコバルトのトロポコロナンド錯体のスピン基底状態に関する矛盾を解決すべく,ヘム分子に対してこの方法を強く部分的に縮小して適合することを示した。

シソーラス用語： 電子状態 ,  *電子相関 ,  *摂動論 ,  *密度行列 ,  *くりこみ群 ,  *数値解法 ,  波動関数積分 ,  クロスオーバー効果 ,  ヘム ,  大環状錯体 ,  スピン ,  *電子系 ,  鉄錯体 ,  コバルト錯体
準シソーラス用語： *Cholesky分解 ,  スピン交差 ,  *強相関系 ,  *密度行列くりこみ群

分類 (2件)： 波動方程式の解法,散乱理論  (BA06020N) ,  数値計算  (JE02000J)

物質索引 (2件)： (1Z)-3-イミノ-1-プロペン-1-アミン ,  2,6,14,18-テトラアザトリシクロ[17.5.0.0^7,13]テトラコサン-1(24),6,8,10,12,18,20,22-オクタエン-2,14-ジイド

タイトルに関連する用語 (4件)： 密度行列 ,  Cholesky分解 ,  参照 ,  摂動理論