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J-GLOBAL ID：201702246381720542   整理番号：17A0458630

微細加工による往復動機械の摩擦特性改善

著者 (1件)： 小田真輝 (鳥羽商船高専)
資料名： 鳥羽商船高等専門学校紀要  (Annual Reports of Toba National College Maritime Technology)
号： 39  ページ： 63-64  発行年： 2017年02月28日 
JST資料番号： X0920A  ISSN： 0387-9283  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿の目的は,往復動機械のスライダーとライナー間の潤滑面の潤滑特性を改善することにある。溝や窪み形状の微細加工を施した平面上を円筒がすべり運動する場合を対象に摩擦特性を求めた。レイノルズ方程式を用いて数値解析し,微細加工の形状,寸法および配置が二面間の摩擦特性に及ぼす影響を定量的に評価した。ここでは,潤滑油膜内の温度は一定とし,粘性係数に変化は生じない。数値解析では有限要素法を用いた。解析の結果,溝形状だと面積率5%以上,窪み形状だと10%以上で摩擦係数は無加工の場合よりも小さくなることが分かった。このことから,無加工面よりも微細加工を施したほうが摩擦係数を小さくすることが可能である。

シソーラス用語： *往復運動 ,  機械 ,  *部品 ,  *シリンダライナ ,  *トライボロジー ,  *微細加工 ,  平面 ,  円筒 ,  *滑り摩擦 ,  数値解析 ,  有限要素法 ,  摩擦係数 ,  膜 ,  潤滑油 ,  *混合潤滑
準シソーラス用語： *往復動機械 ,  *スライダ ,  *潤滑面 ,  接触面 ,  *摩擦特性 ,  油膜

分類 (1件)： 潤滑一般  (QB02010S)

タイトルに関連する用語 (3件)： 微細加工 ,  往復動 ,  摩擦特性