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J-GLOBAL ID：201702246406968559   整理番号：17A1608098

銅スラグコンクリートを活用した事務所棟の建築

著者 (5件)： 中瀬博一 (ピーエス三菱 技研) ,  片山悟 (ピーエス三菱) ,  伊藤翔 (ピーエス三菱) ,  古賀裕樹 (ピーエス三菱 久留米工場) ,  浦辺真一 (ピーエス三菱 久留米工場)
資料名： セメント・コンクリート  (Cement & Concrete)
号： 849  ページ： 11-19  発行年： 2017年11月10日 
JST資料番号： F0277A  ISSN： 0371-0718  CODEN： SKONA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 銅スラグ細骨材を利用したコンクリート(銅スラグコンクリート)の物性実験,プレキャスト部材の製造,建築現場での施工について述べた。銅スラグにはJIS規格2.5mmの細骨材を用いた。実験時期3シーズン,水セメント比3水準,模擬部材2種(柱,版)での実験の結果,コンクリートの練り混ぜ,ブリージング,温度履歴等は一般骨材の場合と大差なく,強度発現,乾燥収縮は同等もしくはそれより良好であった。静弾性係数は日本建築学会の規定を充分満足した。プレストレストコンクリート構造の事務所に用いるプレキャスト部材(柱,梁,ハーフ床版ほか,540ピース)に銅スラグコンクリートを適用した。実機実験をもとに強度補正値5.0N/mm²,水セメント比36.0%で調合した。部材の製造,運搬・架設,工事状況,完了時外観等について写真を交えて解説した。銅スラグコンクリートは密度や鉛含有量規定を除けば一般骨材と同様に扱うことができる。

シソーラス用語： *建築物 ,  *プレキャストコンクリート ,  柱 ,  スラブ ,  コンクリート ,  *スラグ ,  副産物 ,  物理的性質 ,  混練 ,  ブリージング ,  蒸気養生 ,  温度変動 ,  季節的変動 ,  強度発現 ,  圧縮強さ ,  弾性係数 ,  乾燥収縮 ,  密度 ,  色相 ,  景観 ,  鉛 ,  製造 ,  架設 ,  工事
準シソーラス用語： *銅スラグ

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  コンクリート工事  (RA07040G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 銅スラグ ,  コンクリート ,  活用 ,  事務所 ,  建築