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J-GLOBAL ID:201702246423989549   整理番号:17A0082700

カドミウムに曝露されたイネ(Oryza sativa)の遺伝子発現に関連するDNAメチル化パターンの変異

Variation of DNA methylation patterns associated with gene expression in rice (Oryza sativa) exposed to cadmium
著者 (9件):
資料名:
巻: 39  号: 12  ページ: 2629-2649  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: W0792A  ISSN: 0140-7791  CODEN: PLCEDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,カドミウム(Cd)曝露イネにおけるメチル化シトシンのゲノムワイド一塩基分解能マップとトランスクリプトーム変化を報告する。Cd曝露とCdフリーのイネゲノム間では,広範な差異がCGと非CGメチル化マークで同定された。ゲノム中には,2320の非重複メチル化可変領域が見出された。RNAシークエンシングによって,Cd曝露下で発現量が異なる2092のDNAメチル化修飾遺伝子が明らかになった。より多くの遺伝子は,上流,遺伝子本体や下流領域において,CG,CHHとCHG(HはA,CまたはTである)コンテクストで低メチル化された遺伝子よりも高メチル化されていた。遺伝子の多くは,ストレス応答,金属輸送や転写因子に関与していた。ほとんどのDNAメチル化修飾遺伝子は,Cdストレス下で転写的に変化していた。DNAメチル化とヒストン修飾活性が欠損した機能喪失型変異体のサブセットを供試して,選択された遺伝子の転写量を調査した。野生型と比べて,MET1とDRM2の突然変異は,一般的に,Cdストレス下で遺伝子の転写量が低かった。変異体drm2におけるOsIRO2,OsPR1bとOs09g02214の転写産物は有意に減少していた。一般に使用されるDNAメチル化阻害剤5-アザシチジンを用いて,DNA脱メチル化が生理学的に影響を与えるかどうかを調査した。5-アザシチジンの供給によって,選択された遺伝子の一般的なDNAメチル化レベルは減少したが,イネ幼苗の成長とイネ植物のCd蓄積が促進された。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物に対する影響  ,  遺伝子発現  ,  稲作  ,  カドミウムとその化合物 

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