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J-GLOBAL ID:201702246436233634   整理番号:17A0503637

n-ブチリデンフタリド調節腫瘍幹細胞遺伝子EZH2/AXLとグリア芽細胞腫への移行及び浸潤の低下

n-Butylidenephthalide Regulated Tumor Stem Cell Genes EZH2/AXL and Reduced Its Migration and Invasion in Glioblastoma
著者 (12件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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グリア芽細胞腫(GBM)は脳腫瘍の最も通常型かつ攻撃型のひとつである。再発率が高く予後不良ゆえに,この腫瘍のタイプの全生存期間は,たった20-21月である。再発は癌幹細胞(CSCs)の存在ゆえに部分的であり,放射線抵抗性,化学療法抵抗性,自己複製及び腫瘤形成能を示す。Zeste2(EZH2)及びAXL受容体チロシンキナーゼ(AXL)のエンハンサーは,ともにGBMにおいて高度に発現される。加えて,それらはCSCs維持,移行,浸潤,上皮から間葉への転移(EMT),幹細胞性,腫瘍転移及び患者生存に関与する必須のレギュレータである。本研究において,抗GBM幹様細胞能力を評価するため,小分子n-ブチリデンフタリド(BP)を使い,移行及び浸潤の調節に関与する関連遺伝子を見つけることを試みた。BPは用量依存的にAXL及び幹細胞関連遺伝子の発現を低下することを実証した。GBM幹様細胞の移行及び浸潤能力はAXL/EZH2により低下した。最後に,GBM幹様細胞におけるトランスフェクションによるAXL,EZH2及びSox2の過剰発現において,Sox2ではなく,AXL/EZH2/TGF-β1は,腫瘍浸潤,移行及びEMTにおける重要な調節因子であることを見出した。以上の結果は,抗癌化合物の開発を助け,GBM.処置に対する標的となるであろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  分子遺伝学一般 
物質索引 (1件):
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