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J-GLOBAL ID:201702246440800594   整理番号:17A1441769

非結核性抗酸菌の同定にMALDI-TOF MSデータベースの更新の影響【Powered by NICT】

Impact of updating the MALDI-TOF MS database on the identification of nontuberculous mycobacteria
著者 (8件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 597-602  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0604A  ISSN: 1076-5174  CODEN: JMSPFJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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マイコバクテリア種の従来の同定は,遅く,困難であり,低識別力を持っている。マトリックス支援レーザ脱離/イオン化飛行時間型質量分析(MALDI TOF MS)は,従来の細菌を同定するための非常に効果的なことが証明されていると,マイコバクテリアを同定するための有用である可能性がある。本研究の目的は,非結核性抗酸菌の同定(NTM)の現在推奨されている分子法とMALDI-TOF MSを評価し,比較し,マイコバクテリアライブラリーν3(ML3.0)とv2.0(ML2.0)を適用することであった。固体培地上に成長させた41NTM種の臨床分離株240株の全を分析した:生育の遅いMycobacterium属の132株と急速増殖するミコバクテリアの108であった。ML3 4.0を用いて,MALDI-TOF MSはスコア≧1.7と192(80%)NTM分離株を同定し,35(85.4%)異なる種,すなわち,17(7.1%; p=0.0863)分離株と15(36.6%; p=0.0339)は,現在推奨されている分子技術(PCR逆ハイブリダイゼーション)よりも種。すべてのこれらの分離株を分子同定法に従って正確に同定された。ML3の応用もML2以上(p<0.01)15(6.2%)NTM分離株を同定した。ML3(平均スコア:1.960)を用いたMALDI-TOF MSで得られたスコアは147(61.2%)分離株における高いML2(平均スコア:1.797;p<0.01)を用いた場合よりも。分析した種の三では,データベースに含まれなかったので,このシステムにより認識されなかった。結論として,MALDI-TOF MSは推奨ポリメラーゼ連鎖反応逆ハイブリダイゼーション分析より分離株と種を同定した。新しいML3~は決定的なデータベースではないが,ML2~よりも良好な結果を得た。これはMALDI-TOF MSデータベースの更新はマイコバクテリアの同定に重要な役割を果たしていることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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