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J-GLOBAL ID:201702246479003552   整理番号:17A1168034

ヒトMSI結腸癌のマウス同所性異種移植モデルにおける治癒的外科的腫瘍切除後の腫瘍発生に及ぼすMLH1発現の影響【Powered by NICT】

Impact of MLH1 expression on tumor evolution after curative surgical tumor resection in a murine orthotopic xenograft model for human MSI colon cancer
著者 (9件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 681-690  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0902A  ISSN: 1045-2257  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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マイクロサテライト不安定性(MSI)を示す結腸直腸癌(CRC)は最もしばしばMLH1欠乏から生じる。本研究の目的は,異種移植腫瘍モデルを用いた治癒的外科切除後の腫瘍進展に及ぼすMLH1発現それ自体の影響を評価することであった。mlh1 3,ヒトMLH1欠損H CT116細胞株とそのMLH1complemented同質遺伝子クローンで確立された移植可能な腫瘍はNOD/SCIDマウスの盲腸に移植した。根治外科的切除は動物の半数で10日で行った。HCT116派生腫瘍はmlh1III(P=.001)に比べてより多量であった。リンパ節転移と腹膜癌腫症はH CT116(P=.007,P=0.035)を移植したマウスの群で有意に多く発生した。Mlh1IIIグラフト化マウスは腹膜癌腫症または肝転移を発症しなかった。外科的切除後,リンパ節転移はH CT116を移植したマウスの群に発生しただけで,治癒率はmlh1群(P=.047)より有意に低かった。同質遺伝子ヒトCRC細胞株に基づくマウス同所性異種移植モデルは治癒的外科的切除を施行したマウスとその腫瘍はin situで残されたマウスにおける腫瘍進展に及ぼすMLH1発現の影響を明らかにすることができた。著者らのデータは,そのようなものとしてMLH1欠損CRCの挙動だけでなく,マイクロサテライト反復配列を持つ遺伝子に生じた変異でなくMLH1におけるそれらの欠陥から支配されていることを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
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消化器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (13件):
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