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J-GLOBAL ID：201702246490159819   整理番号：17A0994679

溶射皮膜におけるNiTi金属間化合物のμs規模の形成【Powered by NICT】

Microsecond-scale formation of NiTi intermetallics in thermal spray coatings

著者 (4件)： Tran A.T.T. (Department of Chemical and Materials Engineering, University of Auckland, Auckland, New Zealand) ,  Goutier S. (SPCTS Laboratory, University of Limoges, Limoges Cedex, France) ,  Vardelle A. (SPCTS Laboratory, University of Limoges, Limoges Cedex, France) ,  Hyland M.M. (Department of Chemical and Materials Engineering, University of Auckland, Auckland, New Zealand)
資料名： Surface & Coatings Technology  (Surface & Coatings Technology)
巻： 321  ページ： 425-437  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0205C  ISSN： 0257-8972  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高速動的系におけるニッケルとチタンの間の拡散反応,熱溶射コーティングプロセスなどに起因する金属間化合物相の生成が初めて本研究で報告した。本研究では,チタン基板上にプラズマ溶射により堆積したニッケル単一溶融液滴の超高速(マイクロ秒のオーダの)反応と液滴の拡散過程に与えるこの界面反応の役割の可能性を検討した。スプラット形態とスプラット-基板界面は,FIBおよびTEMを用いて特性化した。チタンはニッケルスプラットが,その逆はないへ拡散することが分かった。全厚さ0.4から1μmまでを有するTiNi_3,TiNi,Ti_2Niの三界面層の共存で観察された優れたスプラット-基板接触。対照的に,界面層を形成することなくスプラット周辺で観察された接触不良と層間剥離。これはニッケル液滴とチタン基板の間で発生したマイクロ秒化学反応は界面結合を強化することができることを示した。も金属間化合物を形成するための拡散反応はスプラット凝固後に発生することを見出し,それは固体表面上のスプラットの広がりに影響するとは思えない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 高速度 ,  凝固 ,  形態 ,  *溶射層 ,  プラズマ溶射 ,  *金属間化合物 ,  層間剥離 ,  ニッケル ,  界面 ,  液滴 ,  化学反応 ,  チタン ,  キャラクタリゼーション
準シソーラス用語： スプラット ,  界面反応 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 界面化合物 ,  NiTi ,  拡散 ,  Droplets ,  TEM

分類 (1件)： 溶射  (WC08030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： 溶射皮膜 ,  NiTi ,  金属間化合物 ,  規模