文献

J-GLOBAL ID：201702246536323740   整理番号：17A0325631

効率的C_2/C_1炭化水素および油/水分離のための多芳香族炭化水素単位により誘起される疎水性金属-有機骨格【Powered by NICT】

A multi-aromatic hydrocarbon unit induced hydrophobic metal-organic framework for efficient C₂/C₁ hydrocarbon and oil/water separation

著者 (6件)： Zhang Minghui (State Key Laboratory of Heavy Oil Processing, College of Science, China University of Petroleum (East China), Qingdao, Shandong 266580, People’s Republic of China. [e-mail] [e-mail]) ,  Xin Xuelian ,  Xiao Zhenyu ,  Wang Rongming ,  Zhang Liangliang ,  Sun Daofeng
資料名： Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability  (Journal of Materials Chemistry A. Materials for Energy and Sustainability)
巻： 5  号： 3  ページ： 1168-1175  発行年： 2017年 
JST資料番号： W0204B  ISSN： 2050-7488  CODEN： JMCAET  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 石油流出は,世界中でますますエネルギー廃棄物と経済的損失をもたらした。効率的な油/水分離のための高度に疎水性の材料の開発は,この世界的な問題を解くための鍵となっている。ここでは,効率的な油/水分離のための,UPC XXIと命名したペンチプチセン有機配位子から構築された,高度に疎水性の多孔性金属-有機フレームワークを報告した。UPCの大規模および純結晶が開発した「ジオーキシー増殖」戦略により高収率で得ることができた。配位子の中心ペンチプチセンコアにおける多芳香族炭化水素単位の存在に起因して,UPCは0°の油接触角145±1°および親油性の水接触角を有する高い疎水性を示した。驚くべきことに,油/水分離測定は,UPCはその高粘度と複雑な組成に起因する原油/水を除いて99.0%以上で分離効率によるトルエン/水,ヘキサン/水,ガソリン/水,ナフサ/水,と原油/水を効率的に分離できることを明らかにした。ここに提示した著者らの研究は,多孔質MOF材料の応用のための新しい道を開く可能性がある。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 廃棄物 ,  ガソリン ,  結晶 ,  *疎水性 ,  ナフサ ,  接触角 ,  原油 ,  多孔性 ,  石油 ,  分離効率 ,  多孔質金属
準シソーラス用語： 高粘度 ,  水接触角 ,  脂溶性 ,  有機配位子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 固-液界面  (CB12050B) ,  吸着剤  (YB03000W)

タイトルに関連する用語 (7件)： 炭化水素 ,  油 ,  水 ,  芳香族炭化水素 ,  誘起 ,  疎水性 ,  金属-有機骨格