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J-GLOBAL ID：201702246643557867   整理番号：17A1115584

齧歯類前頭前皮質における異なる領域の解剖学的連結の差異【Powered by NICT】

Differences in anatomical connections across distinct areas in the rodent prefrontal cortex

著者 (4件)： Bedwell Stacey A. (School of Science and Technology, Nottingham Trent University, Clifton Lane, Nottingham, NG11 8NS, UK) ,  Billett E. Ellen (School of Science and Technology, Nottingham Trent University, Clifton Lane, Nottingham, NG11 8NS, UK) ,  Crofts Jonathan J. (School of Science and Technology, Nottingham Trent University, Clifton Lane, Nottingham, NG11 8NS, UK) ,  Tinsley Chris J. (School of Science and Technology, Nottingham Trent University, Clifton Lane, Nottingham, NG11 8NS, UK)
資料名： European Journal of Neuroscience  (European Journal of Neuroscience)
巻： 45  号： 6  ページ： 859-873  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2570A  ISSN： 0953-816X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 前頭前皮質(PFC)ネットワーク構造は多数の複雑な高次機能の範囲の神経学的疾患と関係している。その基礎となる解剖学的連結性の理解を得ることはPFC機能の理解に不可欠である。ここでは,ラットを通して同じ部位へのふっ化金およびフルオロルビーを注入されたPFCトレーサ注入は,PFC(前4.7mmブレグマと後3.7mmブレグマ)内の二コロナレベルに適用した。各コロナレベル内で,トレーサは約1mmで分離された部位で堆積し,皮質の内側と軌道表面に平行に位置していた。ふっ化金およびフルオロRuby両注入は時間的および感覚運動皮質における顕著な標識を生じることを見出した。ふっ化金は逆行性標識を産生し,フルオロRubyは順行性標識を生成した。時間的および感覚運動皮質内のこれら接合部の位置の解析は,一貫したトポロジー(注射の配列は各コロナレベルの軌道表面に沿って中背側方向追跡したとして)を明らかにした。前コロナレベルでは,注入は著者らの研究室からの以前の研究(すなわち,同じトレーサを用いた等価に位置する注射を比較)において中心的なPFCで見られるのと似たトポロジーを生成し,これは側頭皮質内で特に顕著であった。しかし,後コロナレベルでの接合部のこのパターンは側頭皮質と感覚運動皮質の両方で,より高いレベルの相反性のを明らかにし,有意に異なっていた。著者らの知見は,PFCの前方領域と比較して後から生じる接合部の相対組織化の変化,複雑な過程は組織化されている決定するための基礎を提供する可能性を示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 側頭葉 ,  連結性 ,  接合部 ,  ネットワーク構造 ,  相反性 ,  *皮質 ,  *齧歯類 ,  位相幾何学 ,  *前頭前野 ,  神経系疾患 ,  *解剖学
準シソーラス用語： 感覚運動野 ,  高次脳機能 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 皮質回路 ,  組織 ,  感覚運動皮質 ,  側頭皮質 ,  追跡

分類 (1件)： 中枢神経系  (EJ12030F)

タイトルに関連する用語 (4件)： 齧歯類 ,  前頭前皮質 ,  解剖学 ,  差異