文献
J-GLOBAL ID:201702246672935279   整理番号:17A1480243

β-ジストログリカンの切断はMMP-2およびMMP-9のないサルコグリカン欠損骨格筋で起こる【Powered by NICT】

Cleavage of β-dystroglycan occurs in sarcoglycan-deficient skeletal muscle without MMP-2 and MMP-9
著者 (11件):
資料名:
巻: 492  号:ページ: 199-205  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ジストログリカン複合体は二つのサブユニット:細胞外α-ジストログリカンおよび膜貫通ベータ-ジストログリカンから構成され,これは細胞外マトリックスと細胞内細胞骨格の間の密接な関連を提供する。以前の研究では,43kDaのβ-ジストログリカンは種々の非筋組織におけるマトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)による30kDa断片に切断された蛋白質分解であるが,それはジストログリカン複合体に近い存在するサルコグリカン複合体による筋肉における切断から保護されていることを示した。開裂β-ジストログリカンはサルコグリカノパチー,サルコグリカン欠失筋ジストロフィー患者の筋肉で検出されることは注目すべきである。プロテアーゼ阻害剤を用いたin vitroアッセイはMMP-2およびMMP-9の両方がβ-ジストログリカンの開裂に寄与することを示唆する。しかし,これがin vivoで研究されないままであった。サルコグリカン欠失筋における候補マトリックスメタロプロテイナーゼの非存在下でβ-ジストログリカン開裂の状態を調べるためにMMP-2,MMP-9及びγ-サルコグリカンを標的とする三重ノックアウト(TKO)マウスを作成した。予想に反して,β-ジストログリカンはTKOマウス由来の筋肉における切断された。筋病理は改善しなかったが,γ-サルコグリカン片方マウスと比較してTKOマウスで悪化した。MMP-14の遺伝子発現は,TKOマウスと同様にγ-サルコグリカンノックアウトマウスでアップレギュレートされていた。in vitroアッセイの結果,MMP-14であるβ-ジストログリカンを開裂する能力があることを示した。MMP-2およびMMP-9の二重標的化は,サルコグリカノパチーにおけるβ-ジストログリカンの開裂を防ぐことはできない。,β-ジストログリカン開裂に寄与するマトリックスメタロプロテイナーゼは冗長であり,MMP 14は,サルコグリカノパチーの病因に関与している可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  酵素一般  ,  遺伝子発現 

前のページに戻る