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J-GLOBAL ID:201702246698973260   整理番号:17A0509463

マウスの脂質代謝に関する肝臓の転写調節はトリブチルスズの標的である

Tributyltin targets hepatic transcriptional regulation of lipid metabolism in mice
著者 (3件):
資料名:
巻: 99  号: 3-4  ページ: 492-504  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: D0907A  ISSN: 0277-2248  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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トリブチルスズ(TBT)曝露は脂質代謝に影響を及ぼすことが報告されている。そこで雄の昆明マウスに胃内投与で0~50μg/kgのTBTを45日間投与し肝臓の脂質代謝調節因子に及ぼす影響を調べた。0.5~50μg/kgのTBT投与で肝臓の全脂質,トリグリセリド及び全コレステロールの蓄積量は対照より有意に増加した。定量的PCR法により50μg/kg投与区の肝臓のレチノイドX受容体α,PPARα,PPARγ,PPARδ,PPARγコアクチベータ1の遺伝子発現が対照より有意に増加していること,またレチノイドX受容体αとPPARγの蛋白質量が有意に増加していることを示した。この結果からTBTは核受容体経路を介し脂質代謝に影響を及ぼしていると考察した。またTBT曝露でアセチルCoAカルボキシラーゼ-1及び-2,ステアロイルCoAデサチュラーゼ1の遺伝子の転写が増加し,フィブロブラスト増殖因子21遺伝子の発現が低下すること,肝臓の全アセチルCoAカルボキシラーゼと血清のフィブロブラスト増殖因子21の蛋白質量が低下することを示し,肝臓の脂質蓄積が脂質合成を向上させ脂質分解を低下させることで生じていると考察した。
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分類 (4件):
分類
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金属及び金属化合物の毒性  ,  動物に対する影響  ,  脂質の代謝と栄養  ,  遺伝子発現 
物質索引 (1件):
物質索引
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