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J-GLOBAL ID：201702246709169198   整理番号：17A0500158

三脚κ³N,H,H配位子として2-(メチルアミド)ピリジンボランを含む八面体マンガン(I)およびルテニウム(II)錯体

Octahedral manganese(i) and ruthenium(ii) complexes containing 2-(methylamido)pyridine-borane as a tripod κ³N,H,H-ligand

著者 (5件)： Brugos Javier (Centro de Innovacion en Quimica Avanzada (ORFEO-CINQA), Departamento de Quimica Organica e Inorganica-IUQOEM, Universidad de Oviedo-CSIC, 33071 Oviedo, Spain. [e-mail]) ,  Cabeza Javier A. ,  Garcia-Alvarez Pablo ,  Perez-Carreno Enrique ,  Van der Maelen Juan F.
資料名： Dalton Transactions  (Dalton Transactions)
巻： 46  号： 12  ページ： 4009-4017  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0270A  ISSN： 1477-9226  CODEN： DTARAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2-(メチルアミド)ピリジンアニオン,[mapyBH₃]^-のボラン付加体を八面体金属錯体に取り込んでいる。それぞれfac-[MnBr(MeCN)₂(CO)₃]および[RuHCl(CO)(PiPr₃)₂]でK[mapyBH₃]を処理して,調製しているfac-[Mn(κ³N,H,H-mapyBH₃)(CO)₃](1)およびfac-[RuH(κ³N,H,H-mapyBH₃)(CO)(PiPr₃)](2)において,それはアミドN原子を通して,またBH₃部分の2つのH原子を通して金属原子に付着している三脚配位子のように挙動する。X線回折分析および理論的研究(DFT,QTAIM)は1および2のMH₂Bの原子グループ化が2つの3c-2e M-H-B相互作用を構成し,それらはShimoi型(B-H結合のκ¹H配位)相互作用とアゴスチック型(B-H結合のκ²B,H配位)相互作用の間にある。しかしながら,両M-H-B相互作用は錯体1でほとんど同一であるが,これは錯体2では当てはまらず,1つのM-H-B相互作用はヒドリドおよびホスファン配位子の異なるtransの影響によって他のものより一層,アゴスチックである。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *マンガン錯体 ,  *ルテニウム錯体 ,  *配位子 ,  X線回折 ,  配位結合 ,  ヒドリド錯体 ,  ホスフィン錯体 ,  密度汎関数法 ,  量子論 ,  カルボニル錯体 ,  *八面体 ,  窒素複素環化合物
準シソーラス用語： QTAIM ,  アゴスチック相互作用 ,  ピリジン誘導体 ,  *三脚配位子

分類 (2件)： 第6族,第7族元素の錯体  (CE01080F) ,  白金族元素の錯体  (CE01100E)

物質索引 (2件)： トリイソプロピルホスフィン ,  2-メチルアミノピリジン

タイトルに関連する用語 (6件)： 三脚 ,  配位子 ,  八面体 ,  マンガン ,  ルテニウム ,  錯体