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J-GLOBAL ID：201702246781454878   整理番号：17A0436396

原子力発電所の40年運転制限と20年の延長問題

著者 (1件)： 長辻象平 (産経新聞)
資料名： エネルギーレビュー  (Energy Review)
巻： 37  号： 4  ページ： 44-47  発行年： 2017年03月20日 
JST資料番号： L0936A  ISSN： 0289-2804  CODEN： EREBE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 昨年の1月に国際原子力機関(IAEA)等で課題,改善点を洗い出し,その総合規制評価サービスを受けて,今通常国会で」原子炉等規制法改正案が審議されている。この改正案の問題点を指摘した。現行の規制法では,発電用原子炉の運転期間を40年に制限し,40年を迎える前に1回だけの最長20年の延長が可能である。しかし,延長申請期間が原発の運転年数が満40年になる当日の1年3カ月から1年前の3カ月間に限定され,その間の15か月で審査が終了しないと認可されない。申請会社の担当者は膨大な資料作成を余儀なくされており,その負荷は大変であり自殺者も出ている。米国では満了の20年前から申請が可能であり,もっと余裕を設けるべきである。

シソーラス用語： 国際原子力機関 ,  *原子力法 ,  改良 ,  *原子力発電所 ,  *供用期間 ,  *許認可 ,  原子炉デコミッショニング
準シソーラス用語： 原子炉等規制法 ,  高浜原子力発電所 ,  廃炉 ,  法改正

分類 (1件)： 電力工学・電力事業一般  (NB01000X)

タイトルに関連する用語 (2件)： 原子力発電所 ,  制限