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J-GLOBAL ID：201702246817128741   整理番号：17A0716595

癌治療薬用の自己組織化核酸ナノ構造体

Self-assembled Nucleic Acid Nanostructures for Cancer Theranostic Medicines

著者 (6件)： FU Jinglin (Rutgers Univ., NJ, USA) ,  STANKEVICIUTE Gabriele (Rutgers Univ., NJ, USA) ,  OH Sung Won (Rutgers Univ., NJ, USA) ,  COLLINS John (Rutgers Univ., NJ, USA) ,  ZHONG Yinghui (Drexel Univ., PA, USA) ,  ZHANG Ting (Rutgers Univ., NJ, USA)
資料名： Current Topics in Medicinal Chemistry  (Current Topics in Medicinal Chemistry)
巻： 17  号： 16  ページ： 1815-1828  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2393A  ISSN： 1568-0266  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 不明 (ARE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論では,自己組織化能を持つDNAナノ構造体を用いて癌治療を企図する,新規なスマートドラッグデリバリシステムの設計に関する研究動向をレビューする。診断と治療を融合して治療効果を高める,いわゆるセラノスティックな医薬は,癌治療分野におけるナノテクノロジーの活躍の場になりつつある。このような研究の実質はナノマテリアルによる精密な標的到達性を持つ薬物送達系と,様々な機能を複合した新しい薬物送達プラットフォームに他ならない。複合させる機能として,自己組織化するDNAナノ構造体が持つ分子認識機能や,動的な構造切替による薬理活性分子の選択的放出機能がある。構造DNAナノテクノロジーの進歩によって1D,2D,3Dを問わず複雑なナノ構造の設計と製造が可能になってきていることは注目に値する。

シソーラス用語： ナノ構造 ,  核酸 ,  自己組織化 ,  *ドラッグデリバリーシステム ,  技術予測 ,  *腫瘍 ,  治療法 ,  診断用薬 ,  効果 ,  有効性 ,  診断 ,  *ナノ材料 ,  ナノテクノロジー ,  バイオテクノロジー ,  薬物放出 ,  薬理作用
準シソーラス用語： 研究動向 ,  セラノスティックナノ医療 ,  治療効果 ,  癌診断 ,  *標的化ドラッグデリバリー ,  DNAナノテクノロジー ,  薬物放出制御

分類 (5件)： 腫ようの実験的治療  (GE02040Y) ,  生物薬剤学(基礎)  (GY01021U) ,  医用素材  (GA05040H) ,  生物学的機能  (EB04020F) ,  基礎診断学  (GC03002P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 癌治療 ,  自己組織化 ,  核酸 ,  ナノ構造体