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J-GLOBAL ID:201702246875404477   整理番号:17A0906451

低仰角時における準天頂衛星のL6信号による測位補強の有効性に関する実験

著者 (4件):
資料名:
巻: 28  ページ: 167-177  発行年: 2017年07月25日 
JST資料番号: L2779C  ISSN: 2185-1867  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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準天頂衛星システム(QZSS:Quasi-Zenith Satellite System)は,日本およびその近海において常に天頂付近に1機の衛星が配置するように,複数の準天頂衛星で構成される衛星測位システムである。準天頂衛星にはGPS衛星の補完機能と補強機能等があり,補強機能の一つにセンチメートル級補強情報を準天頂衛星経由で送信し,センチメートル級測位精度を実現するサービスが予定されている。2010年9月に準天頂衛星の初号機「みちびき」が打ち上げられ,補完信号,補強信号を用いた利用実証実験が始まった。本実験では,準天頂衛星が低仰角(仰角15°前後)に位置する際,準天頂衛星から送信されるL6信号による測位補強機能(CMAS方式)を用いた測位と,仮想基準点方式(VRS方式)を用いた測位を同時に移動時と静止時において行い,Fix解(高精度測位解)の取得率をCMAS方式とVRS方式で比較を行うことを目的とした。その結果,CMASのFix解はVRSのそれとほぼ同等の精度であることを確認した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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準シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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写真測量,空中写真  ,  その他の通信応用 
引用文献 (5件):
  • 宇宙航空研究開発機構:準天頂衛星システム <http://qzss.jaxa.jp>
  • 齋藤雅行・山岸 敦・瀧 純一・浅里幸起:準天頂衛星による高精度測位システムの紹介、MSS技報、Vol.26、2016年3月
  • 臼井澄夫・齋藤雅行・佐藤友紀、宮雅一、大村祐司、吉野泰造、浅里幸起:準天頂衛星LEX帯を利用したセンチメートル級測位補強システムと民間利用実証、GPS/GNSS SYMPOSIUM 2010、測位航法学会、2010年11月
  • 池田隆博・佐田達典・石坂哲宏・水野雄一・棚橋知世:各種の電波遮蔽環境における準天頂衛星のLEX信号を用いた測位に関する検討、土木学会論文集F3(土木情報学)、Vol.67、No.2、pp.II_31-II_40、2012年3月
  • 内閣府宇宙開発戦略推進事務局:みちびき(準天頂衛星システム)、センチメータ級測位補強サービス (http://qzss.go.jp/technical/system/16.html#section02、入手日 2017.4.20)

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