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J-GLOBAL ID：201702246905782911   整理番号：17A0255646

研究!クルマのテクノロジ これから10年使える技術!標準AUTOSAR開発プラットホーム入門 安全に使い回す!車載ソフトウェアの世界 第9回 クルマ用OSの基礎知識

著者 (1件)： 高田光隆
資料名： インターフェース  (Interface)
巻： 43  号： 4  ページ： 155-157  発行年： 2017年04月01日 
JST資料番号： L0339A  ISSN： 0387-9569  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 標題連載論文では車用ソフトウェア標準開発環境AUTOSARを解説しており,第7回(2016年9月号)と第8回(2016年11月号)ではECU(Electronic Control Unit)間通信用モジュールComを紹介した。本論文では,アプリケーション,ECU抽象化レイヤ,マイコン抽象化レイヤの各モジュールと連携するOS(Operating System)モジュールOsの基礎知識を示した。まず,AUTOSAR OSのベースとなっている自動車制御用リアルタイム・カーネルOSEK OSの仕様と設定について述べた。次に,OSEK OSから大幅に機能が増えたAUTOSAR OSではシステムの使用用途や目的に応じて使用できる,スケーラビリティ・クラスを設定していることを示した。特に,リアルタイムOSにはメモリ保護機能がないが,AUTOSAR OSではOSアプリケーション単位でメモリ保護やタイミング保護などを行う保護機能を導入している。また,CPUマルチコアも仕様に盛り込み,異なるECUで動いていたアプリケーションを同じECUの別のコアで動作させたときに,それぞれが干渉しないで動作させられるマルチコア機能を追加していることを説明した。

シソーラス用語： *ソフトウェア ,  自動車 ,  *電装品 ,  マイクロコンピュータ ,  制御用計算機 ,  カーエレクトロニクス ,  プログラミング環境 ,  モジュール構造 ,  制御 ,  *実時間処理 ,  記憶保護 ,  マイクロプロセッサ
準シソーラス用語： *AUTOSAR ,  ECU ,  マルチコア ,  自動車制御 ,  車載ソフトウェア

分類 (3件)： 計算機システム開発  (JD02010R) ,  電装品  (QG03070C) ,  オペレーティングシステム  (JD03020J)

タイトルに関連する用語 (11件)： 研究 ,  テクノロジ ,  標準 ,  AUTOSAR ,  開発 ,  プラットホーム ,  車載 ,  ソフトウェア ,  世界 ,  Os ,  基礎知識