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J-GLOBAL ID:201702246908459953   整理番号:17A0499167

Mg(NH2)2-2LiHシステムの水素貯蔵特性に対するSr(OH)2の影響

The effect of Sr(OH)2 on the hydrogen storage properties of the Mg(NH2)2-2LiH system
著者 (13件):
資料名:
巻: 19  号: 12  ページ: 8457-8464  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Mg(NH2)2-2LiHシステムに対するSr(OH)2のドーピングの影響を,0.05から0.2 molの範囲で加えたSr(OH)2のさまざまな量を考えて調べた。実験結果から,Mg(NH2)2-2LiHの熱力学的および速度論的性質の両方が,Sr(OH)2の存在で影響されることを示した。0.1 mol Sr(OH)2の添加が,脱水素化開始およびピーク温度の両方に,それぞれに,約70および13°Cの減少を,Mg(NH2)2-2LiHだけに比べ,150°Cでの1回の脱/再水素化速度の加速をもたらす。示差走査熱量測定(DSC)分析に基づくと,0.1 Sr(OH)2-ドープ試料の全体的な反応エンタルピーは,mol-H2当たり44 kJと計算され,純粋の試料に比べてドープした試料では2つの吸収イベントが起こる。適用した実験条件に対し,in situシンクロトロン放射粉末X線回折(SR-PXD)およびFourier変換赤外分光法(FTIR)解析に従って,この反応機構を最終的に定義した:Sr(OH)2, Mg(NH2)2およびLiHは互いに反応して,ボールミル粉砕の間に,SrO, MgOおよびLiNH2を生成する。加熱後,SrOはMg(NH2)2と反応して,MgOおよびSr(NH2)2を生成する。次に,Mg(NH2)2, LiNH2およびSr(NH2)2はLiHと反応して,痕跡量のLi2NH, SrNH, Li2Mg(NH)2およびLi2Mg2(NH)3を生成する。再水素化後に,LiSrH3, LiHおよびLiNH2がアモルファスなMg(NH2)2とともに形成される。この改良速度論の理由は:(a)脱水素化の過程で,SrNHのin situ形成がMg(NH2)2とLiHの間の界面接触を増加させ,またMg(NH2)2のN-H結合を弱める;(b)吸収の過程で,150°C近傍でのLiSrH3の形成が水素化特性の改良にキーとなる因子となり得ることである。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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分子化合物  ,  気体燃料の輸送,供給,貯蔵 
タイトルに関連する用語 (3件):
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