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J-GLOBAL ID:201702246915670148   整理番号:17A0127572

形状の異なる3タイプの生物共生型護岸の生物相改善効果のモニタリングと評価

著者 (6件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: I_1052-I_1057(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0288A  ISSN: 2185-4688  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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大阪湾奥部に位置する堺泉北港堺2区に,海域の環境改善の一方策として3タイプの生物共生型の護岸を実験的に設置した.水質調査および生物調査を設置後から6年間にわたって実施した.実験海域の水質は8月から9月にかけて底層から水深2 mまで貧酸素化する程,富栄養化が進行していた.実験水域は生物生息には厳しい水環境であるにもかかわらず,生物共生型護岸の設置1年目から生物が加入した.準絶滅危惧種のホソアヤギヌ(海藻)やヤマトシジミ(貝類),ウナギやアユ等の幼稚魚が加入した.また,6年経過後もその生物生息場としての機能を維持していた.(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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海岸工学  ,  自然保護 
引用文献 (11件):
  • 1) 岡村知忠,田中ゆう子,岩本裕之,鈴木秀男,中瀬浩太:湾奥における生物と共生する護岸の開発,海洋開発論文集,Vol. 19,291-296,2003.
  • 2) 佐藤朱美,足立久美子,大澤義之,岡元節雄:藻場造成機能を付加した沿岸構造物の藻場創出効果について,海洋開発論文集,Vol. 20,1007-1011,2004.
  • 3) 西栄二郎,田中克彦,坂本昭夫,下司弘之:横浜港湾空港技術調査事務所に造成された人工干潟とその周辺における底生生物相,神奈川自然誌資料,29,171-176,2008.
  • 4) 国土交通省港湾局:生物共生型港湾構造物の整備・維持管理に関するガイドライン,2014.
  • 5) 井芹絵里奈,岡田知也,森信哉,久保まり,清水真行:生物共生型港湾構造物の整備促進に向けたガイドライン策定について,第27回沿岸域学会研究討論会概要集,2014.
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