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J-GLOBAL ID:201702246927507061   整理番号:17A1625814

非標準Wntはヒト骨髄由来間葉系幹細胞の神経分化【Powered by NICT】

Non-canonical Wnt mediated neurogenic differentiation of human bone marrow-derived mesenchymal stem cells
著者 (8件):
資料名:
巻: 660  ページ: 68-73  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0118A  ISSN: 0304-3940  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多能性および自己更新により特性化される,骨髄由来間葉系幹細胞(BM MSCs)は,組織再生と修復に関与している。Wnt5aのみが神経形成分化で増強され,分化の機構はWnt5a/JNK経路に依存することを脂肪組織由来MSCで報告している;が,Wnt/MAPK経路の役割はまだBM-MSCの神経性分化で検討されていない。hBM-MSCsと神経原性誘導hBM MSC(NI hBM MSCs)におけるWntの転写発現を比較し,RT-PCR,qPCR,ウエスタンブロットを用いた。Wnt1とWnt2の発現は変化しなかったが,Wnt4,Wnt5aとWnt11の発現は神経形成分化後に増加した。さらに,frizzledクラス受容体(Fzd)3遺伝子の発現のみが増加し,最もFzdとNI hBM MSCにおけるWntリガンドのはそうではなかった。興味あることに,Wnt4,Wnt5aとWnt11遺伝子発現をqPCRでNI hBM MSCで有意に増加した。さらに,Wnt4,Wnt5aの蛋白質発現レベル,Wnt3ではなく,神経因性誘導後に増加した。りん酸化GSK-3β,ERK1/2およびPKCの発現は減少した;が,JNKは,神経原性分化後の活性化された。すなわち,Wnt4,Wnt5aとWnt11,非標準WntはhBM-MSCsにおける,非標準経路の一つである,Fzd3活性化を介して神経形成分化とJNKの下流標的の増加を調節する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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細胞生理一般  ,  細胞・組織培養法  ,  発生と分化 
タイトルに関連する用語 (5件):
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