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J-GLOBAL ID:201702246932097816   整理番号:17A1545231

オーストラリアの地理的に異なる地域から分離したサキシトキシン産生シアノバクテリアDolichospermum circinale(Anabaena circinalis)の分子的および形態的調査【Powered by NICT】

Molecular and morphological survey of saxitoxin-producing cyanobacterium Dolichospermum circinale (Anabaena circinalis) isolated from geographically distinct regions of Australia
著者 (11件):
資料名:
巻: 138  ページ: 68-77  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0339B  ISSN: 0041-0101  CODEN: TOXIA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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シアノバクテリアDolichospermum circinale(以前はAnabaena circinalis)はオーストラリアにおける神経毒サキシトキシン産生ブルームの原因であった。以前の研究では,種々の量で異なるサキシトキシン類似体を産生する毒性D.circinaleの異なる分離株を報告しているが,関与する機構はほとんど理解されていない。この分散の原因であるかもしれない特性を評価するために,28のアナベナ属分離株の形態学的,分子的及び化学的調査を実施した。形態的特徴,サキシトキシン生合成遺伝子の存在あるいは非存在と毒素量とプロファイルを評価した。28分離株は16か所から採取した。分離株の大きさとその報告された毒性または地理的位置との間の相関は認められなかった。いくつかsxt遺伝子の存在についての分子的スクリーニングは28株sxt遺伝子クラスターを持つ八とsxtX以外のすべての調節遺伝子を明らかにした。さらに,PSTsの存在は蛍光検出(HPLC FLD)とLC-MS/MSによる定量的プレカラム酸化高速液体クロマトグラフィーを用いたsxtクラスタの存在と相関していた。興味深いことに,分離株が産生する毒素の量と種類が異なり,コアと調整生合成遺伝子を含む八種の毒性株と非毒性株はこれらの遺伝子を欠いていた。さらに,毒性株におけるsxt調整遺伝子の存在は,類似体の生合成と相関していた。オーストラリア周辺の異なる部位からの毒素プロファイル/量のより大きな理解は,これらのリスクのある地域の管理を支援し,毒素産生に関与する分子制御または生理的特性に関する情報を提供するであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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動物起原の毒性  ,  植物起原の毒性 

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