文献

J-GLOBAL ID：201702246955132369   整理番号：17A1486182

分子バイオマーカーおよび人為的起源の化学物質との相関を用いたインディアナ州北部からのコクチバスMicropterus dolomieuにおける生殖腺間性【Powered by NICT】

Gonadal intersex in smallmouth bass Micropterus dolomieu from northern Indiana with correlations to molecular biomarkers and anthropogenic chemicals

著者 (9件)： Abdel-moneim Ahmed (Department of Forestry & Natural Resources and Bindley Biological Sciences, Purdue University, West Lafayette, IN 47907, USA) ,  Abdel-moneim Ahmed (Department of Veterinary Forensic Medicine & Toxicology, Assiut University, Assiut 71526, Egypt) ,  Deegan Daragh (City of Elkhart, Public Works and Utilities Department, Elkhart, Indiana 46516, USA) ,  Gao Jiejun (Department of Forestry & Natural Resources and Bindley Biological Sciences, Purdue University, West Lafayette, IN 47907, USA) ,  De Perre Chloe (Department of Agronomy, Purdue University, West Lafayette, IN 47907, USA) ,  Doucette Jarrod S. (Department of Forestry & Natural Resources and Bindley Biological Sciences, Purdue University, West Lafayette, IN 47907, USA) ,  Jenkinson Byron (Jenkinson Environmental, LLC, West Lafayette, IN 47907, USA) ,  Lee Linda (Department of Agronomy, Purdue University, West Lafayette, IN 47907, USA) ,  Sepulveda Maria S. (Department of Forestry & Natural Resources and Bindley Biological Sciences, Purdue University, West Lafayette, IN 47907, USA)
資料名： Environmental Pollution  (Environmental Pollution)
巻： 230  ページ： 1099-1107  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0984B  ISSN： 0269-7491  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 過去十年にわたって,研究は内分泌撹乱化学物質(EDCs)への曝露は,魚の生殖腺間性を引き起こす可能性があることを示した。コクチバス(Micropterus dolomieu)雄は米国の種々の地域で観察されたように,生殖腺間の最も一般的な形,精巣卵母細胞(TO)を開発するための高感受性であると思われる本研究では,TOの有病率と重症度は北部インディアナ州のSt.Joseph川から採取したコクチバスのための定量化した,半陰陽バイオマーカーを開発し,TO有病率と有機汚染物質の間の関連性を検討した。数地点では,TO有病率は産卵期後に有意に減少する前に最大レベルに達した。性分化と生殖機能(esr1,esr2,foxl2,fshr,星,lhrとvtg)に関与する生殖腺および肝臓遺伝子の存在と発現の関係を調べた。ビテロゲニン(vtg)の転写レベルは雄の肝臓で有意に高かったことが分かったが,産卵期に採集した場合のみであった。さらに,血しょうVTGレベルとvtgの転写レベル間に正の相関を同定し,へのこの種の非破壊バイオマーカーとしてのその利用を示唆した。最後に,観察されたに対する罹患率に関連があるかもしれない汚染物質を探すためにパッシブサンプリングを用いて,代表的なサイトでの表面水中の43種の汚染物質を評価した。ビスフェノールのようなEDCsに一致した一般的にエストロゲンまたは他の定量可能なレベルは,汚染物質評価で観察された;が,高への有病率を示したが,流域中のPFOS,PFOA,及びトリクロサンの定量可能なレベルを高レベルの除草剤を見つけると同様に一致した。著者らの知見は,観測の有病率は非ステロイドEDCsの混合物への曝露の結果であるかもしれないことを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *インディアナ州 ,  産卵期 ,  ビテロゲニン ,  精巣 ,  *バイオマーカー ,  血漿 ,  河川 ,  *生殖腺 ,  生殖能力 ,  *化学物質 ,  水質汚濁物質 ,  *半陰陽 ,  遺伝子 ,  感受性
準シソーラス用語： *Micropterus dolomieu , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： ビテロゲニン ,  プラズマVTG ,  バイオマーカー ,  精巣卵母細胞 ,  EDC ,  内分泌撹乱 ,  EDCs ,  水汚染物質

分類 (2件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

タイトルに関連する用語 (10件)： 分子 ,  バイオマーカー ,  起源 ,  化学物質 ,  相関 ,  インディアナ州 ,  コクチバス ,  Micropterus ,  生殖腺 ,  間性