文献

J-GLOBAL ID：201702246999056557   整理番号：17A0325406

CO_2~ベースDy_4単一分子磁性体における交換バイアス量子トンネリング【Powered by NICT】

Exchange-bias quantum tunnelling in a CO₂-based Dy₄-single molecule magnet

著者 (5件)： Pineda Eufemio Moreno (Institute of Nanotechnology (INT), Karlsruhe Institute of Technology (KIT), Hermann-von-Helmholtz-Platz 1, D-76344 Eggenstein-Leopoldshafen, Germany. [e-mail]) ,  Lan Yanhua ,  Fuhr Olaf ,  Wernsdorfer Wolfgang ,  Ruben Mario
資料名： Chemical Science (Web)  (Chemical Science (Web))
巻： 8  号： 2  ページ： 1178-1185  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7042A  ISSN： 2041-6539  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： RuBisCO酵素による緑色植物におけるカルバミド酸エステル形成は連続的に大気中バイオマスへのCO_2の変換において重要な役割を果たす。このことを念頭に置いて,第二アミンの存在下でのランタニド源によるCO_2からのカルバミド酸エステルの生成は,調べ式をもつランタニドカルバメートケージに導く[Dy_4(O_2CN~iPr_2)12]である。磁気的研究は,ヒステリシスループの観察をもたらす遅い緩和を示した;四核かご単分子磁石であった。データの詳細な解釈を明らかにするジスプロシウムイオン間のより長い距離と反強磁性交換での(i)二種類の交換相互作用の存在,強磁性と反強磁性と(ii)ループの二つの異なる集合を用いた交換バイアス量子トンネリングの観察,ジスプロシウムイオン間の強磁性相互作用に起因する短い距離であった。結果は[Dy_4(O_2CN~iPr_2)12]かごを原料としてCO_2を実施した後のハイブリッドスピントロニクス素子の中心でできる量子磁石として作用することを明確に示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 第二アミン ,  反強磁性 ,  磁気 ,  交換相互作用 ,  カルバミド酸エステル ,  磁石 ,  *強磁性 ,  バイオマス
準シソーラス用語： スピントロニクス素子 ,  強磁性相互作用 ,  単分子磁石 ,  ヒステリシスループ ,  *量子トンネル効果 ,  *交換バイアス ,  *分子磁性体 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 有機化合物の磁性  (BM06070A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 単一分子 ,  磁性体 ,  交換バイアス ,  量子トンネリング