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J-GLOBAL ID：201702247010336588   整理番号：17A1904103

搭載物分離の概説と本研究の全般概要

General Discussion on Aircraft Store Separation and Overview of the Present Research Program

著者 (7件)： 宇田川直彦 (防衛装備庁 航空装備研究所 航空機技術研究部) ,  菊本浩介 (防衛装備庁 航空装備研究所 航空機技術研究部) ,  園田精一 (川崎重工業株式会社 航空宇宙カンパニー 技術本部研究部) ,  越智章生 (川崎重工業株式会社 航空宇宙カンパニー 技術本部研究部) ,  橋岡崇裕 (川崎重工業株式会社 航空宇宙カンパニー 技術本部研究部) ,  白銀英之 (川崎重工業株式会社 航空宇宙カンパニー 技術本部研究部) ,  川村健生 (川崎重工業株式会社 航空宇宙カンパニー 技術本部研究部)
資料名： 日本航空宇宙学会誌
巻： 65  号： 11  ページ： 327-332(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： F0230A  ISSN： 0021-4663  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 飛行中の航空機から搭載物を分離する場合,母機に衝突する等の事故を防ぐため,実飛行で行う前に分離特性を地上で検証することは不可欠である.これには,ドロップ試験等の風洞での分離試験とCFD解析が用いられている.今後のステルス等の趨勢を考えた場合,搭載物を内装化し,遷/超音速で分離することが要求されると考えるが,このような衝撃波等を伴う複雑な流れ場について,風洞での分離試験及びCFDによる解析ともにあまり確立されていないのが現状である.こうしたことから,防衛装備庁(当時防衛省技術研究本部)及び川崎重工業(株)は,内装を含む搭載物の高速における分離時の空力現象を複合的に取り扱う研究(以下「本研究」という)を実施した.今回から4回にわたり,連載特集として本研究について解説する.本稿は,連載の始めにあたり,本研究の背景と全般概要を述べるものである.(著者抄録)

シソーラス用語： 解析 ,  計算流体力学 ,  超音速機 ,  衝撃波 ,  流れ場 ,  流力現象 ,  収納部分 ,  流体流 ,  *軍用機 ,  風洞試験 ,  空力模型 ,  *空中投下 ,  格子 ,  模型支持法 ,  機外装着物 ,  分離 ,  積込み
準シソーラス用語： CFD解析 ,  キャビティ流 ,  グリッド ,  格納空間 ,  搭載 ,  内装

著者キーワード (10件)： Store Separation ,  Weapons Bay ,  Cavity Flow ,  CFD ,  CTS ,  Store Separation ,  Weapons Bay ,  Cavity Flow ,  CFD ,  CTS

分類 (1件)： 運航技術  (QK05030K)

引用文献 (17件)：

• 1) Arnold, R. J. and Epstein, C. S. : AGARD Flight Test Techniques Series Volume 5 on Store Separation Flight Testing, AGARD, 1986.
• 2) Aircraft Store Separation Incidents, https://www.youtube.com/watch?v=fPTnmZ_HPAs(2017年10月10日アクセス)
• 3) 日本航空宇宙学会編:第3版航空宇宙工学便覧,丸善,東京,2005.
• 4) Schindel, L. H. : AGARDograph No. 202 on Store Separation, AGARD, 1975.
• 5) Cenko, A. : Store Separation Lessons Learned During the Last 30 Years, ICAS2010.

タイトルに関連する用語 (2件)： 研究 ,  概要