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J-GLOBAL ID:201702247015921801   整理番号:17A1639155

関節リウマチ患者における抑うつ気分と快感消失の症状に及ぼすインターロイキン-6中和抗体の効果と多中心性キャッスルマン病【Powered by NICT】

The effects of interleukin-6 neutralizing antibodies on symptoms of depressed mood and anhedonia in patients with rheumatoid arthritis and multicentric Castleman’s disease
著者 (12件):
資料名:
巻: 66  ページ: 156-164  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1766A  ISSN: 0889-1591  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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インターロイキン-6(IL 6)を含むサイトカインは神経可塑性とストレス対処を調節する。抑うつ症状と大うつ病性障害(MDD)はサイトカインとそのシグナル伝達の変化と関連している。本研究では,関節リウマチ(RA)または多中心性Castleman病(MCD)患者における抑うつ症状に対するIL-6モノクローナル抗体投与の影響を調べた。データはRA(N=176)におけるシルクマブまたはMCD(N=65)におけるシルツキシマブの有効性を試験するために設計された二相2重盲検プラセボ対照試験から得られた,抑うつ症状に対するこれらのIL-6抗体の影響を調べるために事後を分析した。抑うつ気分と快感消失にSF-36アンケート項目は抑うつ症状の尺度として組み合わせた。研究参加者は,ベースラインで一般的な抑うつ気分と快感消失(PDMA,抑うつ気分または無快感症のいずれかが少なくとも「最も時間’と他の少なくとも四週間のための「時間のいくつかで存在した意味)の存在/非存在下でグループ化した;RA試料の26.1%およびMCD試料の15.4%はベースラインでPDMAの基準に合致した。プラセボと比較して,シルクマブとシルツキシマブは抑うつ症状に有意に大きな改善をもたらした。RAまたはMCDの変化による気分に対する効果を説明するために,解析は,(1)単独又は一緒に肉体的苦痛と身体機能とMCDのRAとMCDOSのDAS28-CRPを用いた症状重症度に対して調整された,(2)RAとMCD非応答者で行った。両薬剤の投与群で有意であった抑うつ症状の改善。プラセボ以上の意義もシルツキシマブ研究で観察された。シルクマブによる抑うつ症状の改善は,ベースライン可溶性IL-6受容体レベルと正に相関した。データはIL-6抗体はRAとMCD患者における抑うつ症状を改善することを示唆する。程度にIL-6抗体は原疾患依存性および非依存性機構,特にRA患者において,抑うつ症状改善の基礎となる脳機構を改善を介して抑欝症状を改善する明らかにするためにさらなる研究が必要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (4件):
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精神障害の薬物療法  ,  精神療法  ,  向精神薬の臨床への応用  ,  運動器系疾患の薬物療法 

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