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J-GLOBAL ID：201702247048332654   整理番号：17A1410527

プロトン化水クラスタにおける固体-液体相転移の理論的研究【Powered by NICT】

Theoretical investigation of the solid-liquid phase transition in protonated water clusters

著者 (8件)： Korchagina Kseniia (Laboratoire de Chimie et Physique Quantiques (LCPQ/IRSAMC), Universite de Toulouse and CNRS, 118 Route de Narbonne, F-31062 Toulouse, France. [e-mail]) ,  Simon Aude ,  Rapacioli Mathias ,  Spiegelman Fernand ,  L’Hermite Jean-Marc ,  Braud Isabelle ,  Zamith Sebastien ,  Cuny Jerome
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 40  ページ： 27288-27298  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水の分子とバルクスケールの間のギャップを橋渡しするためのツールを提供するとしてのプロトン化水クラスタは多くの注目を集めている。しかし,それらの特性はまだ十分解明されていない,さらなる理論的及び実験的研究をする価値がある。本研究では,プロトン化水クラスタ(H₂O)_nH⁺(n=20~23)の熱量曲線をシミュレートした。,最近実験的に測定した,これらの曲線は温度に関して凝集体中で起こる相変化の特徴である。本シミュレーションは平行テンパリング分子動力学と自己無撞着電荷密度汎関数ベースタイトバインディング法を組み合わせることにより達成し,(H₂O)₂₁H⁺特異な特性を示す周辺の制限されたサイズ範囲に焦点を当てた。実験熱量曲線とそれらのサイズ依存性の形状は,構造の変化を起こし,水分子の動力学とプロトン移動度における相転移の記述を提供することを可能にするシミュレーションにより十分に再現した。実験と同様に,(H₂O)₂₁H⁺は隣接サイズのクラスタ,構造及び動的特性にさかのぼることができるよりも鋭い相転移を示すことを観測した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *プロトン化 ,  *クラスタ ,  *相転移 ,  液相 ,  分子動力学 ,  密度汎関数法 ,  移動度
準シソーラス用語： 固液相転移 ,  密度汎関数

分類 (1件)： 相転移・臨界現象一般  (BL04010V)

タイトルに関連する用語 (6件)： プロトン化 ,  水クラスタ ,  固体 ,  液体相 ,  理論 ,  研究