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J-GLOBAL ID:201702247097265359   整理番号:17A0443449

少量のUHMWPEとのブレンドを経由するオレフィンブロック共重合体の結晶形態と機械的性質の調整【Powered by NICT】

Tailoring the crystalline morphology and mechanical property of olefin block copolymer via blending with a small amount of UHMWPE
著者 (5件):
資料名:
巻: 109  ページ: 137-145  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,オレフィンブロック共重合体(OBC)の結晶形態と機械的性質は,超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)の少量(10wt%まで)を添加することにより調整した。これを行うために,OBCとUHMWPEは溶液を混合した第一と続いての圧縮成形あるいは射出成形を受けさせた。少量UHMWPE(0.5 wt%, 1 wt%)はOBCを混合した完全にできることが分かったが,UHMWPE含有量が2.5wt%より高いときに相分離が起こり,SEMとDSCの結果によって示唆された。圧縮成形試料では,UHMWPEの含有量が2.5wt%以下(相相溶性範囲)であるとしてOBCの良好な弾性を維持しながら12MPaから22MPaのYoung率の著明な増加が観察された。UHMWPE含有量のさらなる増加に伴って10wt%に,Young率わずかに増加したのみが見られた。OBCとUHMWPE間の相溶性は,圧縮成形試料の機械的性質を決定するのに重要な役割を果たしている。しかし,UHMWPEの含有量が2.5wt%以下では,Young率の連続的な増加は射出成形で得られた試料のためのUHMWPE含有量の増加と共に観察され,わずかな増加(23MPaから40MPaへ)であり,大きな増加(40MPaから156MPaに)とUHMWPEの含有量が2.5wt%から10wt%に増加すると,伸びの大きく減少(1100%から50%へ)を伴った。エラストマから塑性への移行が起こるUHMWPEの含有量が大きい(5 wt%, 10 wt%)。射出成形試料の構造解析はシシカバブ類似構造をUHMWPEと共に徐々に増加した結晶方位の添加のよう誘導に成功できることを示した。UHMWPEの少量添加は,OBCとUHMWPE間の相溶性,弾性保持ならびに強度増強に有用であるに起因するタイ効果の増加に有利であることを見出したが,UHMWPEの大量添加は,相分離と混合シシカバブ(OBC/UHMWPEハイブリッドシシカバブとUHMWPEホモシシカバブ)を生じさせる,弾性から塑性への移行をもたらした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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高分子固体の構造と形態学  ,  ポリオレフィン 

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