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J-GLOBAL ID：201702247179833437   整理番号：17A0179269

国際化時代を乗り切る経営方式 14)最終回 集約放牧・パーラ・季節繁殖方式が北海道酪農の将来像に 収益性と省力化を追求した次世代の酪農経営とは

著者 (1件)： 荒木和秋 (酪農学園大 農食環境学群)
資料名： Dairyman  (Dairyman)
巻： 67  号： 2  ページ： 28-29  発行年： 2017年02月01日 
JST資料番号： L0973A  ISSN： 0416-6272  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道の酪農家数は減少し続け,最近は毎年200戸前後の離農が生じている。それに対する外部からの新規参入者はその1/10であり「焼け石に水」状態である。離農理由では「後継者問題」がトップであり,農業の他の経営類型と比較して離農年齢が低いことが特徴である。これは理由として酪農が年間を通して過重労働を強いられることから,生活スタイルを重視する人たちに敬遠されていることを示している。今後,期待される酪農の経営方式は,「高収益・低コスト,省力化」をキーワードとした「集約放牧・ミルキングパーラ・季節繁殖方式」である。これを実践している牧場は十分な収益性と労働時間の削減を実現している。現在の酪農政策と期待される効果を示し,新技術を導入する際は経済環境の変化を前提に投資をする必要がある。

シソーラス用語： *酪農 ,  *農業経営 ,  農業政策 ,  北海道 ,  予測 ,  省力化 ,  政策 ,  原価低減 ,  放牧 ,  飼育管理施設 ,  繁殖管理 ,  技術導入 ,  設備投資 ,  農業経済
準シソーラス用語： 離農 ,  将来展望 ,  収益政策 ,  集約放牧 ,  ミルキングパーラー ,  季節繁殖

分類 (2件)： 牛  (FD02020Y) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L)

タイトルに関連する用語 (11件)： 経営 ,  集約放牧 ,  季節 ,  繁殖 ,  北海道 ,  酪農 ,  将来 ,  収益性 ,  省力化 ,  次世代 ,  酪農経営