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J-GLOBAL ID：201702247209127464   整理番号：17A0388967

豊かな中鎖トリアシルグリセロール食餌は脂肪症に利益をもたらすが,肝臓リポゲネシスとβ酸化のマーカーに及ぼす有害作用を有する【Powered by NICT】

A rich medium-chain triacylglycerol diet benefits adiposity but has adverse effects on the markers of hepatic lipogenesis and beta-oxidation

著者 (4件)： Chamma Carolina Maria de Oliveira (Laboratory of Morphometry, Metabolism and Cardiovascular Diseases, Biomedical Center, Institute of Biology, State University of Rio de Janeiro, Rio de Janeiro, Brazil. [e-mail] [e-mail] [e-mail] [e-mail] [e-mail]) ,  Bargut Thereza Cristina Lonzetti ,  Mandarim-de-Lacerda Carlos Alberto ,  Aguila Marcia Barbosa
資料名： Food & Function  (Food & Function)
巻： 8  号： 2  ページ： 778-787  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2339A  ISSN： 2042-6496  CODEN： FFOUAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肝臓脂質代謝に及ぼす飼料中中鎖トリアシルグリセロール(MCT)量の増加を調べた。成熟C57BL/6雄マウスを無作為に五群(n=10/群)に分けた。動物はそれらの飼料を与えた12週間,対照(C群,脂質からのエネルギーの10%);高脂肪ラード(HF群,等エネルギー飼料から豚脂と脂質エネルギーの50%)豚脂の混合物とMCT油(MCT:HF MCT25%,HF MCT75%,HF MCT100%群によるラードの段階的置換した)。安楽死では,血液を採取し,分析(グルコース,インシュリン,HOMA-IR,QUICK指数,トリアシルグリセロール,光学顕微鏡,ウェスタンブロット法,およびRT-qPCR)の肝臓を分析した。HF食群はC群に比べてより大きな体重増加を示したが,HF MCT100%群はインシュリン抵抗性の減少した肥満と改善を示した。すべてのHF群はまた,肝臓脂質蓄積,リポゲネシス増加した及び減少したPPAR-α発現の明らかな増加を示したが,HFMCT基は改良された局所的インシュリンシグナル伝達を示した。最後に,HF MCT100%群はベータ酸化(UCP3とMCAD)とミトコンドリア生合成(PGC1-αとNRF1)のマーカーを上昇していた。結論として,所見は,HF飼料に添加したMCT(HF MCT100%群)の高い量は体脂肪蓄積とインシュリン抵抗性を減少させることを示した。しかし,脂質蓄積と脂質代謝は非常に高いMCT飼料を給餌された動物の肝臓における変化した,高用量MCTの長期的には有害であることを示している。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 脂質代謝 ,  インスリン抵抗性 ,  豚脂 ,  *リポゲネシス ,  *β酸化 ,  ウェスタンブロット法 ,  インスリン ,  *副作用 ,  体重増加 ,  脂質 ,  *トリグリセリド ,  ミトコンドリア
準シソーラス用語： UCP3 ,  脂肪蓄積 ,  C57BL/6マウス , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  脂質の代謝と栄養  (EJ02034Q)

タイトルに関連する用語 (9件)： トリアシルグリセロール ,  食餌 ,  脂肪症 ,  利益 ,  肝臓 ,  リポゲネシス ,  β酸化 ,  マーカー ,  有害作用