文献
J-GLOBAL ID:201702247220381346   整理番号:17A1161232

皮膚と口腔扁平苔癬における異なるインターフェロン-γおよびインターロイキン-9発現【Powered by NICT】

Distinct interferon-gamma and interleukin-9 expression in cutaneous and oral lichen planus
著者 (7件):
資料名:
巻: 31  号:ページ: 880-886  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2666A  ISSN: 0926-9959  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:皮膚(CLP)と口腔扁平苔癬(OLP)へん平苔せん(LP)の主なサブタイプは異なる臨床症状と疾患経過を呈する,帯状リンパ球浸潤とケラチン細胞アポトーシスのような組織病理学的特徴は類似していた。今までのところ,基になる細胞と分子機構は十分に理解されていない。【目的】本研究の目的は,CLPとOLPにおけるin situ細胞浸潤,サイトカイン発現プロファイルとアポトーシスマーカーを特性化し,比較することであった。【方法】免疫蛍光染色とレーザー走査顕微鏡を用いて,著者らはLP(11 CLP, 10 OLP)21匿名生検標本の細胞浸潤(CD1a, CD3, CD4, CD8, CD21, CD57, CD123),サイトカイン(インターロイキン(IL)- 1,IL-6,IL-9,IL-10,IL-17,IL-22,IL-23,腫瘍壊死因子-α,形質転換成長因子β,インターフェロン(IFN)γ),およびアポトーシスマーカー(Fas,Fasリガンド,切断されたカスパーゼ 3,TUNEL)を評価した。【結果】浸潤細胞の中には主にT細胞およびナチュラルキラー(NK)細胞と形質細胞様樹状細胞(DC)が観察された。CD8~+T細胞の優勢はOLPで認められた。CLPとOLPの両方において,Tヘルパー(Th)1,Th9,Th17およびTh22型サイトカインが発現した。IL-9,IFN-γおよびIL-22の発現はOLP(P=0.0165;P=0.0016;それぞれP=0.052)のそれと比較して,CLPの方が高かった。FasとFasリガンドだけでなく,開裂カスパーゼ3陽性細胞の発現は全てのLP試料の上皮で観察された。【結論】CLPとOLPの細胞とサイトカインパターンは部分的にはっきりしており,一般的に自己免疫疾患の報告されたものと類似していた。CD8~+およびNK細胞とFas/Fasリガンド発現の存在はケラチン細胞アポトーシスに関与する様々な経路がLPに関連することを示唆した。これらの結果は,LPのための標的治療を確立する助けとなるかもしれない。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
歯と口腔の診断  ,  歯の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る