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J-GLOBAL ID：201702247251846885   整理番号：17A1418514

エトナ山の噴火活動の3年間(2011 2013)結晶の微量分析研究からの現代の火山給排水設備の作業モードと時間スケール【Powered by NICT】

Three years (2011-2013) of eruptive activity at Mt. Etna: Working modes and timescales of the modern volcano plumbing system from micro-analytical studies of crystals

著者 (3件)： Giuffrida Marisa (Dipartimento di Scienze Biologiche Geologiche e Ambientali, Universita di Catania, Corso Italia 57, I-95129 Catania, Italy) ,  Viccaro Marco (Dipartimento di Scienze Biologiche Geologiche e Ambientali, Universita di Catania, Corso Italia 57, I-95129 Catania, Italy) ,  Viccaro Marco (Istituto Nazionale di Geofisica e Vulcanologia - Sezione di Catania, Osservatorio Etneo, Piazza Roma 2, 95125 Catania, Italy)
資料名： Earth-Science Reviews  (Earth-Science Reviews)
巻： 171  ページ： 289-322  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0834A  ISSN： 0012-8252  CODEN： ESREA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 鉱物の組成及び組織的な記録を用いた活火山で追跡マグマ動力学は,表面に向かって重要な問題,マグマ再充填と噴火間の時間的関係,マグマ貯蔵の期間と最終上昇などを解決する現代の火山学の重要な側面となっている。これらの問題は,エトナ山,過去数年間に火山活動のスタイルは,持続時間と強度の劇的な変化を示したで適切である。火山頂上で2011と2013年の間に発作性活性は活性を駆動する化学的-物理的過程を検討し,配管システムへの空間-時間関係を固定する機会を与えた。エトナ山の2011~年と2013年の間に放出された溶岩の斜長石とかんらん石結晶の広範な組成データセットは,マグマ貯蔵のモードと時間スケールを制約し,表面に移動させるために使用されてきた。斜長石結晶は,様々な化学的及び物理的条件下でマグマ結晶化の複雑な歴史を示すコアとリムでの近平衡または非平衡どちらか集合組織を示した。異なる集合組織をもつ結晶は主要な(),(Fe,Mg)と微量元素(Sr/Ba)について特性化した。斜長石コアにおける集合組織的関係は,結晶が供給系の深部における可変減圧速度を受けるという考えを支持する。リムで斜長石ふるい集合組織に対応してFeとMgゾーニングと灰長石はガスフラッシングの過程は,発作性噴火の引き金となる,噴泉噴火フェーズまで噴火活動の突然の強化を決定する上で支配的な役割を持つことを示唆した。波状累帯構造を持つ斜長石におけるSr/Ba比は前1971活性を供給したマグマのそれに類似した地球化学的特徴を保存する低Srマグマバッチと共存する高Srマグマ体積のマグマ供給系への主要な存在を明らかにした。斜長石中のSr拡散モデリングにより考察噴火期間中のマグマ貯蔵の最大時間を評価した。マグマ供給系における結晶滞留の時間スケールは短く(五年~三年),表面に限定されたマグマの貯蔵と速い移動動力学を示唆した。かんらん石結晶の化学的累帯構造は,給排システムの様々なレベルでの多段階マグマ移動と滞留の過程を明らかにした。マグマの上方移動は五組成の異なるマグマ環境(M_i)の間の注入と混合の複数のエピソード,その溶存揮発分中のPT fO_2特性と濃度は,かんらん石コアで発見された苦土かんらん石含有量に基づいて熱力学的モデリングによって制約されたにより,主として,生起した。最深貯留層,深さ約600MPaでは,最も原始的なマグマM00(Fo_84)が支配的な経路に沿って移動し,M0(Fo_80 82)で~390MPaおよび/またはM1a(Fo_78;250MPa),M1b(Fo_75,約140MPa)と最終的に浅いM2(Fo_70 73~40MPa)貯留ゾーンを遮断する。いくつかの噴火エピソードでは,かんらん石累帯構造は,移動の優先経路を強調し,浅い深さでの原始マグマの高速移動を促進することをM00とM2貯留ゾーンを結びつける。かんらん石正常および逆累帯構造に及ぼすFe-Mg拡散モデリングは,これらのマグマ環境,~1 18か月に変化しそれを横切ってマグマ移動及び貯蔵の時間スケールを定義し,処が更に塩基性マグマ最も浅い貯留層への侵入と混合は,噴火前の5ケ月以内で常に発生した。本研究の関連性は主に玄武岩質火山における異常な高エネルギー噴火の開発に大きな影響を持つ可能性があることを深さにおける火山過程の定量化に依存し,一般的に弱いへの温和な爆発的活性を認めた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *結晶 ,  かんらん石 ,  微量元素 ,  ストロンチウム ,  鉄 ,  結晶化 ,  継続時間 ,  玄武岩 ,  *火山 ,  キャラクタリゼーション ,  溶岩 ,  マグマ ,  *噴火活動 ,  マグネシウム ,  非平衡状態

著者キーワード (6件)： エトナ ,  配管システム ,  時間スケール ,  拡散モデリング ,  かんらん石 ,  斜長石

分類 (1件)： 地球熱学,火山物理学  (DC03070D)

タイトルに関連する用語 (8件)： エトナ山 ,  噴火活動 ,  結晶 ,  微量分析 ,  研究 ,  火山 ,  給排水設備 ,  時間スケール