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J-GLOBAL ID:201702247257949487   整理番号:17A0716527

超薄型カーボンナノチューブネットワークを安定化するための排除体積法:メソスコピック個別要素法による研究

Excluded Volume Approach for Ultrathin Carbon Nanotube Network Stabilization: A Mesoscopic Distinct Element Method Study
著者 (4件):
資料名:
巻:号: 15  ページ: 13611-13618  発行年: 2017年04月19日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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カーボンナノチューブ(CNT)の中でも,超薄型単層カーボンナノチューブ(SWCNT)ネットワークは,導電性があり,柔軟型電子デバイスで有望とされている。しかし,ネットワーク構造が歪みで変化することにより,SWCNTのシート抵抗は,撓みによる致命的な影響を受ける恐れがある。本稿では,歪みを受けるSWCNTの機械強度の向上を目的として,ネットワークの孔のナノ粒子(NP)を充填したSWCNTについて,メゾスコピック要素法(mDEM)シミュレーションにより検討した。このシミュレーションでは,SWCNTネットワークを相互作用し合う円筒要素群で表記し,更に,近接要素同士で作用する非結合接触による微視的ファンデルワールス力(vdW)も考慮に入れた。そして,歪みと応力によるNP充填ネットワークと非充填ネットワークの微細構造の変化の比較から,充填ネットワークは,未充填ネットワークよりも剛性が高いこと,特に,充填ネットワークの降伏応力は,0.4GPaであり,これは,未充填ネットワーク50%以上であることが示された。本シミュレーションから,NP充填SWCNTネットワークは,柔軟電子デバイス用のSWCNT膜を開発する上で有用な手法であることが実証された。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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固体の機械的性質一般 
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