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J-GLOBAL ID:201702247272293200   整理番号:17A1378566

共活性化因子SKI相互作用蛋白質(SKIP)のc-Abl媒介チロシンりん酸化によるTGF-β誘導Smad3活性の増強【Powered by NICT】

Enhancement of TGF-β-induced Smad3 activity by c-Abl-mediated tyrosine phosphorylation of its coactivator SKI-interacting protein (SKIP)
著者 (11件):
資料名:
巻: 490  号:ページ: 1045-1051  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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c-Ablは細胞の増殖,移動,アポトーシスおよび線維症において重要な役割を果たしていることを非受容体型チロシンキナーゼである。さらに,c-Ablは形質転換成長因子-β(TGF β)シグナル伝達に関与しているが,TGF-βシグナル伝達におけるその分子機能は完全には理解されていない。ここで著者らは,c-AblはSKI相互作用蛋白質(SKIP),転写因子Smad3の核補因子をりん酸化することを見出した。c-Abl阻害剤イマチニブはSmad3標的およびSKIP/Smad3相互作用のTGF-β誘導発現を抑制した。TGFβ刺激はSKIPのチロシン燐酸化を誘導し,このりん酸化はイマチニブにより抑制された。SKIPにおけるTyr~292Tyr~430,およびTyr~433残基はc-Abl仲介リン酸化に関与していることが示された。SKIPにおけるTyr~292でのリン酸化模倣グルタミン酸置換は増強され,一方,そのホスホ死フェニルアラニン置換はTGF-β誘導SKIP/Smad3相互作用を減弱させた。さらに,SKIPのリン酸化模倣変異体はSmad3の転写活性を増加させた。総合すれば,これらの結果は,c-Ablは主にTyr~292でSKIPをリン酸化し,TGF-β/Smad3シグナル伝達の完全な活性化にSKIP/Smad3相互作用を促進することを示唆する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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